直径はなんと約3ミリ、スイス造幣局が世界で最も小さな金貨を発行
スイスにおいて、世界で最も小さな金貨が作られたのをご存じだろうか。
直径、約3mmしかない
国営のスイス造幣局は1月23日、新しく作られた2020年記念金貨が世界最小になると発表した。
その金貨の直径は、なんと2.96mm。重さはわずか0.063gしかない。
そして金貨の表面には、舌を出した物理学者、アルバート・アインシュタインの顔が描かれているという。
999個しか作られない
ただしこの金貨は実際には、スイス1フラン(約112円)の4分の1の価値しかない。
しかもこれは999個しか作られず、またアインシュタインの顔を見るには、顔を近づけなければならないという。
このため金貨は、彼の顔が見られる専用のレンズをつけて、1コイン199フラン(約2万2000円)で販売されるそうだ。
このコインはネットでも購入できるそうだが、数が少ないために、その後価値は上がるかもしれない。(了)
出典元:ABC News:Switzerland mints world’s smallest gold coin(1/24)
出典元:DW:Switzerland puts Einstein on world’s smallest gold coin(1/23)