「ウォーリーをさがせ!」コロナウイルス・エディション、人々に笑顔を届ける
『ウォーリーをさがせ!』は、人混みに紛れた主人公「ウォーリー」を探し出す絵本。1987年に出版され、そのシリーズは38カ国で30言語に翻訳されているそうだ。(北米版のタイトルだけはウォーリーではなく、Waldo/ウォルドーになっている)
その「ウォーリー」の世界にも、コロナウイルスが広まってきたらしい。最近、『ウォーリーをさがせ! コロナウイルス・エディション』がネット上に現れ、多くの人を笑わせている。
オリジナルのイラストレーターが描いた
この絵本の素性ははっきりしていないのだが、海外メディアによれば、オリジナルのウォーリーシリーズを描いたマーティン・ハンドフォード氏と、ピューリッツァー賞受賞の風刺漫画家クレー・ベネット氏が協力して作ったものらしい。ベネット氏は3月17日に、コロナウイルスに関連する多くのタグを付けて、こんな画像を公開している。
3/17/2020- Much Easier! #coronavirus #CoronavirusUSA #CoronavirusPandemic #COVID19 #SocialDistancing #SocialDistancingNow #SocialDistancingWorks #WheresWaldo pic.twitter.com/NwaO19JkNx
— Clay Bennett (@BennettCartoons) March 17, 2020
そして中のページは、というと……
いつもは人混みに紛れているウォーリーだが、コロナウイルスのおかげで、どこもかしこも閑散としていて隠れられない。これでは簡単に見つかってしまう。おまけに、ウォーリー自身もしっかりマスクを着けている。
この絵本は、残念ながら一般販売されないそうだ。一種の話題作りとして、アルゼンチンのクリエイティブ・ディレクターPedro Mezzini氏が仕掛けた企画らしい。彼のサイト「SUFERS」やインスタグラムにも絵本の画像が掲載されている。
ほっとする笑い
相変わらずウィルス関連の嬉しくないニュースが続いている中、この絵本は、ホッとするようなユーモアを提供してくれている。ネット上にはこんな感想がある。
今日、職場で暇つぶしにこれを見たけれど、笑いが止まらなかったよ。——kgreys
うーん、ウォーリーこそ家にいなきゃダメじゃないか。——rootpl
なぜか知らんが、見つけるのに20分かかったぞ!! ——MouseEarsNColdBeers
笑いをありがとう。コロナウイルスのことでストレスを感じていたところでした。——talonz1523
(了)
出典元:boredpanda:‘Where’s Waldo’ Coronavirus Edition Is Here And It’s A Tad Easier To Spot Waldo Than Usual(3/20)
出典元:Happy Mag:There’s a social distancing edition of ‘Where’s Wally?’ and it’s brilliant(3/20)