マッターホルンがライトアップ!新型コロナで苦しむ人々へ希望のメッセージ
スイスとイタリアの国境にある山、マッターホルンに、あるアーティストによる希望のメッセージが投影された。
「団結」と「感謝」を示すため
この投影をセットアップしたのは、スイスのライト・アーティストであるGerry Hofstetterさんだ。
彼は3月19日、スイス側のツェルマットにあるスキーリゾートからマッターホルンに光を当て、スイスの国旗や英語の「希望(Hope)」という文字、またはドイツ語の「団結」の言葉を浮かび上がらせた。
また人々に家にとどまるよう促す「#stayathome」というメッセージや、赤いハートの模様も投影したという。
これを企画したア―ティストらは、現在新型コロナウイルスで苦しんでいる全ての人々と「団結」する意志を示し、またこの危機に打ち勝つために働いている全ての人々へ「感謝」の気持ちを込めたと語っているそうだ。
自宅から離れずに見ることも可能
このライトアップは日暮れから夜の11時まで、毎日行われる予定だという。
またウェブカメラでも撮影し、放送しているため、自主隔離中の人々でも自宅から離れずに見ることができるそうだ。
スイスにあるスキーリゾートは3月13日以来、全て閉鎖され、山へ向かうケーブルカーや山岳鉄道、スキーリフトなども全て停止しているとか。
またスイスは、感染が拡大しているイタリア北部と国境を接しているため、3月31日時点で1万5922人が新型コロナウイルスに感染し、359人が死亡しているという。(了)
出典元:MailOnline:Matterhorn mountain is lit up with ‘stay home’ message after Switzerland becomes fifth European country with more than 10,000 coronavirus cases(3/20)