オーストリアの村「F○cking」が改名、住民も冷かされるのに飽き飽き
オーストリアのある村が、長い間名前のおかげで冷やかされたため、来年の1月から改名することになった。
英語圏の観光客が立ち寄る
その村とは、首都ウイーンの西、260kmの地点にある村「Fucking」。
この村は名前のせいで、特に英語圏の旅行者がよく立ち寄る場所になっていたという。
観光客らは、村の入口や出口に立てられた標識で記念撮影をして、写真をSNSなどに投稿してきたそうだ。
標識も数多く盗まれてきた
しかも今までに十数個の村の標識が盗まれてきたため、盗難を防ぐコンクリートを使って高さ2mの標識を建てることを余儀なくされてきたという。
そして「ファッキンガー」とも呼ばれてきた村人も、そんな観光客や彼らのジョークにうんざりして、今回村の名前を変える決意をしたそうだ。
実際、11月26日に発表された市議会の議事録では、人口100人のこの村が来年1月1日からは「Fugging」に改名されることが示されたとか。
It’s Fucking over 🤯 https://t.co/vkz9ChP9I0 pic.twitter.com/46QfPSH2XI
— ♇atrick (@patloew) November 26, 2020
そもそも「Fucking」の名前は11世紀に付けられたと考えられている。その後オーストリアの小説家クルトパームの本の舞台になった後、ニュースでも知られるようになったという。
その後、この本は後に「バッド・ファッキング」というタイトルの映画になったと言われている。(了)
出典元:The Guardian:Fugging hell: tired of mockery, Austrian village changes name(11/26)