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ドイツ政府が「ハード・ロックダウン」を決断、来年1月10日まで厳しい制限措置

ドイツ政府が「ハード・ロックダウン」を決断、来年1月10日まで厳しい制限措置
flickr_VV Nincic

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないドイツで、政府がクリスマスから年始の期間、全国的なロックダウンに踏み切った。

 

全国的なロックダウンを決断

 

ドイツによる新型コロナの新規感染者は拡大しており、11月25日には約3万3000人、12月8日には約2万9000人、12月10日には約3万3000人となっている。

 

また死者数も12月8日には568人、10日には604人、14日にも528人と、高い水準が続いている。(データはジョンズ・ホプキンズ大学)

 

Johns Hopkins University/1日の新規感染者数
Johns Hopkins University/1日の死者数推移

 

ドイツのメルケル首相は、人々の接触の機会が増えた原因が、クリスマスの買い物にあると指摘。新たな行動をとる必要があるとして、全国的なロックダウンを行うと発表した。

 

今までのロックダウンは「軽め」」だった

 

これまでもドイツの一部の地域では、ロックダウンが行われており、11月からはレストランやバー、レジャー施設などは閉鎖されたままだという。

 

しかしこのような「ライト(軽めの)・ロックダウン」では、十分な効果が得られないと、政治家たちの認識が深まっていたという。

 

そのため12月16日から来年1月10日まで、まさにクリスマスシーズンの間に全国的な「ハード・ロックダウン」を行うことが決まった。

 

厳しい制限措置の内容とは?

 

このロックダウンでは、生活必需品を扱っていないお店は閉鎖され、学校も休校。子供たちを可能な限り家で世話するよう求められるという。

 

またヘアーサロンも休業を余儀なくされ、企業は従業員に対して自宅で仕事をするよう促すことが求められるそうだ。

 

新年(大晦日)のイベントも中止となり、花火も販売中止。クリスマスマーケットも禁止となり、屋台で飲めるグリューワイン(ホットワイン)など、公共の場でのアルコール摂取が禁止される。

 

こうなると気になるのが経済の影響だが、ドイツのOlaf Scholz財務大臣は、ロックダウンにより影響を受ける店舗や企業には、1カ月に最大50万ユーロ(約6300万円)を支援すると述べている。

 

さらに2世帯から最大で5人までしか1つの家に集まることができない。ただし24日から26日はこの制限が緩和され、他の世帯から最大で4人の近親者を招待することが許されるという。

 

メルケル首相は、医療体制の逼迫を防ぐことが政府の役割だとして、今回の新たな措置に踏み切ったと説明した。

 

ちなみにフランスでは一時感染者が急増していたが、厳しいロックダウンを行うことにより、現在では急激に感染者が減少している。(了)

 

Johns Hopkins University /フランス一日の感染者数

 

出典元:Sky News:COVID-19: Germany to go back into lockdown over Christmas(12/13)

出典元:BBC:Coronavirus: Germany to go into lockdown over Christmas(12/13)

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