南米チリで空に紫色の雲が出現、ヨウ素の流出が原因か?
南米のチリにある町で、不気味な紫色の雲がたなびく現象が確認され、地元住民と政府関係者を困惑させている。
鉱山の近くで観測
その雲が確認されたのは8月21日の朝(現地時間)、場所はチリの北部にある町、ポゾ・アルモンテとされている。
雲は、Cosayach社が所有するCala Cala鉱山の近くで観測されたが、異様な紫色をしていたという。
この様子はSNSにも投稿され、地元の住民や当局者も困惑したそうだ。
工場のポンプの故障が原因か?
現在、調査が行われているが、タラパカ地方の副長であるクリスチャン・イバネス氏は、鉱山工場にあるポンプのモーターの故障が原因だとの見方を示している。
また環境部門のエマニュエル・イバラ氏は、ポンプの故障が原因で工場のヨウ素が固体からガス状の気体に変化してしまったと述べたという。
現時点で、この雲による医療相談はなく、影響も確認されていない。
その後、雲は消えたが、職員は48時間現場に留まり、状況を監視したそうだ。(了)
出典元:MailOnline:Purple haze! Mysterious mauve cloud hangs over village in Chile(8/25)