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ロシアに連れ去られた子供たち、31人がウクライナに帰国、家族と再会

ロシアに連れ去られた子供たち、31人がウクライナに帰国、家族と再会
Twitter/Olena Halushka

ロシア政府によってウクライナから連れ去られた子供たちの1部が、再び帰国した。

 

ハルキウやヘルソンから連れ去られる

 

人道支援団体「Save Ukraine」の創設者であるMykola Kulebaさんによれば、今回31人の子供をウクライナに帰還させることができたという。

 

この子供たちはウクライナのハルキウ地方とヘルソン地方のロシア軍占領地から、サマーキャンプと称して、ロシア側へ連れて行かれたそうだ。

 

しかし「Save Ukraine」の支援により、帰国させることができ、先日家族と再会を果たした。その様子がこちら。

 

ネズミやゴキブリと一緒に暮らす子供も

 

Kulebaさんによれば、今回の救出作戦はすでに5回目となるが、手続きの複雑さもあり、特別なものだったという。

 

また孫2人と再会する予定だったウクライナ人の祖母が旅先で急死し、子どもたちをロシアに残さなければならなかったケースもあったそうだ。

 

ウクライナの東部と南部の大部分を支配するロシア側は、子供の誘拐を否定しており、安全のためにロシア側へ移送したと主張している。

 

しかしKulebaさんによれば「5カ月の間に5回も場所を変えた子供もおり、ネズミやゴキブリと一緒に暮らしていたと言う子もいる」という。

 

ウクライナ支援の機密文書が漏洩

 

一方、ウクライナへの支援計画に関するアメリカやNATOの機密文書が漏洩し、TwitterやTelegramで拡散されているという。

 

その機密文書は少なくとも5週間前のもので、ウクライナへの武器の納入、大隊の戦力、その他の機密情報についての図表や詳細が含まれていたそうだ。

 

現在、アメリカ国防総省がセキュリティ侵害について調査しているが、機密文書漏洩の背後には、ロシアまたは親ロシア派がいる可能性が高いと考えられている。(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war – as it happened: Ukraine to boost defences along border with Belarus(4/8)

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