オハイオ州上空に、回転しながら緑色に輝く物体が出現、複数人が目撃
アメリカのオハイオ州上空で、不思議な物体が目撃されたと報じられている。
ホバリングしながら時計回りに動く
地元のニュースによれば、6月21日の午後10時30分頃、上空で回転しながら、緑色の光を放つ物体を目撃した人が、複数いたという。
そのうちの1人、ブライス・ギャリックさんは車の中でその光を見たそうだ。
彼は、光がホバリングしながら時計回りに動いているように見えたが、すぐに上空を横切って消えたと語っている。
バトラー郡保安官事務所によると、この光についての通報はなかったという。ネットには、その時に撮影されたとみられる動画も投稿されている。
「動画の偽造は簡単」
しかし、シンシナティ天文協会のブライアン・シンプソン会長は、「この種の動画を偽造するのは簡単だ」とし、次のように語っている。
「本物かどうかのテストは、同じような報告がたくさん寄せられるかどうかだと思います。そうでなければ、おそらく偽物でしょう。たくさんというのは、少なくとも20件以上の報告が欲しいということです」
シンプソン会長は、これらの目撃情報の出所を調べるつもりで、詳細が分かり次第、放送局に報告すると述べている。
民間パイロットは報告をためらう
アメリカ国防総省は2021年、2004年以降に軍のパイロットが目撃した144件の物体のうち、1件を除いて、まだ説明がつかないと発表した。
またNASAは、民間パイロットが不思議な物体に関する目撃情報を、報告するのをためらっているとの見方を示している。
NASAによれば、人々はUFO目撃情報を報告することで、否定的な目で見られると感じているという。
またUFOの目撃情報を調査しようとした科学者の中には、ネット上で嫌がらせを受けた者もいるそうだ。
そのためにもNASAは、UFO目撃情報の報告に関する汚名を取り除こうとしている。(了)
出典元:WPCO:UFO sighting in Middletown? Strange lights captured on video late Wednesday night(6/23)