ウクライナの攻撃を受けたロシアの潜水艦、損傷した画像がSNSに浮上
先日、損傷したと報じられたロシアの攻撃型潜水艦の画像がSNSに投稿され、被害の大きさが明らかにされた。
ドッグにいた潜水艦「ロストフ」
その潜水艦とは、キロ型級の「Rostov-on-Don(以下、ロストフ)」だ。
この潜水艦は9月13日、クリミア半島の都市、セバストポリの港にある、ドッグに入っていたという。
しかし、そこをウクライナ軍が攻撃し、甚大な被害を受けたと報じられてきた。そして今回、初めて被弾した「ロストフ」の姿が、SNS上で公開された。それがこちら。
戦争には参加できないほど損傷
当時、ウクライナ軍はこの攻撃で、イギリスやフランスから供与されたミサイル「ストームシャドウ」を使用したとみられており、それが命中したらしく、潜水艦の写真にも大きな穴が開いている様子が映っていた。
またこの写真はロシアの独立調査組織である「Conflict Intelligence Team」によって取得され、その報告書では、潜水艦の居住区画なども損傷しており、「ロストフはこれ以上戦争に参加することはないだろう」との見方が示されたという。
さらにこの時のドッグへの攻撃により、ロシア海軍の大型揚陸艦「ミンスク」も深刻な被害を受けたといわれている。
ウクライナの一部の情報筋は、「ロシア当局が、この攻撃で24人が死亡したことを隠している」とも主張しているそうだ。(了)
出典元:MailOnline:First pictures show devastating close-up damage to Putin’s submarine Rostov-on-Don in Storm Shadow strike(9/18)
出典元:Pravda:Pictures emerge of damaged Russian submarine Rostov-on-Don(9/18)