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入院患者が病院から119番に電話、看護師が鳴り続ける心拍モニターのスイッチを切ったため【イギリス】

入院患者が病院から119番に電話、看護師が鳴り続ける心拍モニターのスイッチを切ったため【イギリス】
photo AC

入院患者が病院のベッドから、日本では119番にあたる緊急番号(999番)に電話して助けを求めるという、妙な出来事がイギリスで起きた。

 

モニターのアラーム音を看護師が無視

 

Ava Stanleyさんという63才の女性が、イギリス·ケント州のメドウェイ海事病院(Medway Maritime Hospital)に入院した。理由は、胸痛を覚えたからだった。彼女には心臓疾患があった。

 

その病院は患者で溢れていたらしく、Stanleyさんによれば、その夜はベッドに空きがなく、車椅子に座ったまま待ち続け、午前3時になってやっとベッドに横になれたそうだ。

 

次の日の夜10時頃になって、心臓をモニタリングする機器が警告音を鳴らし始めた。元看護師のStanleyさんは、海外メディアにこう話す。

 

「鼓動が早くなったり遅くなったりという不整脈が表示された後、一時的に心拍がゼロになりました。警告音に対して何もできずにいると、10分ほどで機器は自動的にリセットしました。こういうことが40分間で4回ありました」

 

やがて警告音を聴きつけた看護師が来たのだが、その看護師は機器のスイッチを切ってしまったという。

 

「私は自分でスイッチを入れ直しました。それからもう2回警告音が鳴ったのですが、やはり誰も来てくれませんでした。その時は『警戒 心静止』という表示が点滅していました」

 

恐怖に駆られた彼女は、グーグルで「心静止」を検索したという。そして、心臓の電気的な活動が停止することだとわかり、即座にベッドの中からスマートフォンで999番(日本の119番にあたる)に電話した。

 

医療レベルが低下している

 

999番の電話オペレーターに、彼女は全てを詳細に話し、「警告音が鳴り続けているので、このままでは死ぬだろう」と伝えたそうだ。

 

その後の具体的な経緯については報じられていないが、結局医者にチェックしてもらうことができ、彼女は循環器科の病棟に移された。そして今月10日には、とりあえず退院できたとのこと。

 

彼女は自分が病院で働いていた時代と比較し、今は「ケアのレベルが著しく変わっている」、「患者が自分で積極的に自分をケアしなければならない」と言う。(了)

 

出典元:Mirror:Patient calls 999 from hospital bed scared of dying ‘after nurse ignored heart monitor’(9/18)
出典元:Metro:Patient had to dial 999 from hospital bed after nurse ‘silenced vital kit’(9/18)

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