【動画】熊の巣穴に入ったYouTuberが、Instagramで話題に
「クマは巣穴に入ってきた人間を襲わない」という言い伝えは、『ゴールデンカムイ』にも出てきたので、知っている人も多いだろう。果たしてこの言い伝えは真実なのか、実際に巣穴に入ったYouTuberの姿を見てみよう。
空の巣穴に入ったはずが…
140万人の登録者がいるYouTuberの「Janko」ことStefan Jankovich氏は、9月14日に自身のInstagramにこんな投稿をした。
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詳細は説明されていないが、クマの留守中に巣穴に入って撮影をしていたところに、クマが帰ってきたように見える動画だ。懸命に巣穴から出ようとしているJankovich氏の表情は、演技と言うにはリアルすぎるほどに恐怖が浮かび上がっている。
「24時間クマと過ごす」という企画
Instagramのコメントではすでに気づかれていたが、このクマは野生ではなく人間の飼育下にある個体だ。9月18日には、ボスニア・ヘルツェゴビナにあるオズレン山で、飼育されているクマと一緒に24時間過ごすという動画が公開された。クマは生後2ヵ月から保護されているとのことで、保護者の男性には非常に懐いているように見える。
▼動画はこちら(巣穴に入るのは9分30秒頃から)
この巣穴は、男性が用意したものではなく、自分で作ったものとのこと。Jankovich氏が巣穴に入るとクマも中に入り、Jankovich氏の背中を押して外に出るように促した。飼育下のクマなので言い伝えが本当かどうかはわからないが、巣穴に他人がいるのは気に入らないようだ。
クマは縄張り意識が強いとのことで、テントを張ろうとした際には、自分のテリトリーに見慣れないものがあるのが気にくわなかったらしく、クマはテントを壊してしまった。そのため、24時間滞在は途中で断念したようだ。
Instagramでは非常に怖がっていたJankovich氏だが、実際はクマとの触れ合いを楽しんでいるように見える。この動画は、公開から10時間ほどで10万回再生を突破した。なお、この施設は一般に開放されているが、通常はクマと触れ合うことはできないそうだ。(了)