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夜空で「スマイル」が見られる可能性、星と三日月のコラボレーション

夜空で「スマイル」が見られる可能性、星と三日月のコラボレーション
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アメリカでは4月25日に、夜空で珍しい現象が見られる可能性があると、NASAが指摘している。

 

三日月が笑った口のようになる

 

NASAのジェット推進研究所のブレンダ・カルバートソン氏によれば、4月25日午前5時30分(米時間)には、金星と土星、月により、奇妙な光景が形作られるという。

 

この時間帯には、それぞれが東の低い位置に集まり、金星は地平線から少し高く上がり、土星はより低く、細い三日月もさらに少し低くなるそうだ。

 

そして金星と土星が目となり、三日月が笑った口のようになり、3つが組み合わさって「笑顔」のように見えるという。

 

観測できる時間は限られる

 

この珍しい現象を楽しめるのは、ほんのわずかな時間だけのようだ。

 

カルバートソン氏によると、当日は太陽が午前6時30分頃に昇るため、この現象を観測できる時間は限られるという。

 

ただこの「笑顔」を見るには、特別な機材は必要なく、東の地平線がはっきりしている場所を見つけて観測すると良いそうだ。

 

「こと座流星群」のピークも到来

 

またNASAによれば、「こと座流星群」が4月21日の夜から22日の朝(米時間)にかけてピーク(極大期)を迎えるという。

 

この流星群は「少し控えめ」だが、ピーク時頃には、暗い空の下で1時間あたり最大15個の流星が観測されるそうだ。

 

日本では「こと座流星群」のピークは4月22日午後11時頃となっており、今回は月明かりの影響も比較的少ないため、観測には好条件だと言われている。(了)

 

出典元:KSNT:‘Smiley face’ in space to appear overhead, here’s when(4/16)

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