ブラジル・サッカー代表のユニフォームが赤になる?多くの人が反対し物議に

X_Romeu Zema
ブラジルのサッカー代表のユニフォームが赤色になる可能性があるとし、多くのファンから反対の声が上がったという。
ユニフォームが赤になると報じられる
先日、ブラジル・サッカー連盟(CBF)が2026年ワールドカップを前に、代表チームに深紅のユニフォームの導入を検討しているとする、報道が伝えられたそうだ。
ブラジル代表は、これまでもアウェイで青いユニフォームを使っており、今回の赤いユニフォームはその代わりになると報じられたという。
4月28日にユニフォーム変更のニュースが伝えられると、サッカーファンは激しく非難。この結果、ブラジル・サッカー連盟は4 月29日に、この計画を否定し、黄色と青のシャツにこだわり続けると主張した。
「愚行」「犯罪」「大きな侮辱」
実際、ブラジル・サッカー連盟によれば、来年のワールドカップのユニフォームは、提携している「ナイキ」により、まだデザインされていないという。
しかし色の変更については、ファンの怒りは収まっておらず、元選手兼コメンテーターのWalter Casagrande氏は、この計画を「愚行」と呼んだそうだ。
またブラジルで有名なテレビ解説者、Galvão Bueno氏も、ユニフォーム変更の考えを「犯罪」であり、他のどの国よりも、多くのワールドカップで優勝してきた代表チームの栄光の歴史に対する「大きな侮辱」だと述べたという。
さらに反対の声は、右翼の政治家たちの間でも大きく、ボルソナロ前大統領の後継者を目指す保守派知事のRomeu Zema氏はSNSに、赤いシャツを捨てる動画を投稿した。(了)
出典元:The Guardian:Outrage in Brazil over reports of new red national football jersey(4/30)