「自分がしたいことは何でもできる」トランプ氏が石油封鎖したキューバを脅迫

アメリカのトランプ大統領は3月16日、キューバに対する発言をエスカレートさせ、圧力を強めた。
「キューバを奪取する栄誉に預かる」
トランプ氏は16日、記者団に対し、「私は、キューバを奪取する栄誉にあずかるだろう」と語ったという。
さらにトランプ氏は「つまり、キューバを解放するにせよ、奪取するにせよ、私は自分がしたいことは、何でもできると思う」と述べたそうだ。
トランプ氏は、キューバの同盟国の1つ、ベネズエラのマドゥロ大統領を拉致した後、キューバに石油を輸出する国に関税を課す大統領令に署名、石油封鎖を続けてきた。
Cuba’s national power grid has collapsed amid an ongoing US-imposed oil blockade, causing blackouts across the country. Cuba has not received oil shipments since early January. pic.twitter.com/b4I7DCVtV1
— Al Jazeera English (@AJEnglish) March 17, 2026
電力網が崩壊、大規模な停電
これによりキューバでは道路を走る車が少なくなり、キューバに就航している航空会社のほとんどが運航を停止。官公庁は閉鎖され、学校も一部休校になっているという。
すでにキューバは約3カ月間、石油の供給を受けておらず、厳しい計画停電を行ったが、長期にわたる停電が発生。3月16日には電力網が崩壊し、人口1000万人の国全体が停電に見舞われた。
このため現在、キューバ側はアメリカ政府と協議を開始し、ディアス=カネル大統領(65)は3月13日に、この協議では「平等と両国の政治体制、主権、そして民族自決の原則に基づき、尊重されることを期待する」と述べた。
キューバはこれまで内政干渉を断固として拒否してきたが、アメリカ側はディアス=カネル大統領の罷免が、二国間協議における主要目標の1つだと考えているという。
これまでアメリカの大統領は、キューバの人権状況を批判してきた一方で、1962年のキューバ危機でのソ連との合意に基づき、キューバへの侵攻や侵攻支援を行わないという約束を守ってきた。(了)
出典元:Reuters:Trump says he can do ‘anything I want’ with Cuba(3/16)


























