ロシアの防衛費が減少、プーチン氏がオリガルヒに寄付を要請

ロシアのプーチン大統領は防衛費の減少を穴埋めするために、オリガルヒ(新興財閥)に寄付を要請した。
2人の実業家が寄付に前向き
フィナンシャル・タイムズ紙によると、プーチン大統領はウクライナ侵攻を継続するため、ロシアのオリガルヒ(新興財閥)に対し、減少する国防予算への寄付を要請したという。
そして3月26日には、少なくとも2人の実業家が会談後、国防予算への寄付に前向きな姿勢を示したそうだ。
ロシアの国防費は昨年42%増加し、13兆1000億ルーブル(約26兆円)に達している。
超過利潤税の導入を検討
またロシアのMaxim Reshetnikov経済相は3月26日、今後もルーブル安が続く場合、今年中に再び超過利潤税の導入を検討すると明らかにした。
これは前年と比較して、一定額を越えた利益に10%の税金をかけるもので、ロシアは2023年に一部の大企業に対し、超過利潤税を課したと言われている。
また今年1月、ロシア政府は中小企業から3年間で6000億ルーブルの追加税収を得るため、付加価値税(VAT)を22%に引き上げたという。
米政府、ロシア産原油の制裁を緩和
アメリカ政府は3月12日、イラン戦争により、エネルギー供給が打撃を受ける中、海上輸送中のロシア産原油や石油製品の購入を禁止してきた制裁を緩和した。
ヨーロッパやカナダの首脳たちは、これがロシアのプーチン政権の利益につながるものだと批判した。
しかしプーチン大統領は、イラン戦争による原油価格高騰で得られた臨時収入の使い道について、ロシア企業と政府は慎重な姿勢を取るべきだと警告したという。
またアメリカ政府が介入した最近の和平交渉で、ウクライナ側が東部のドンバス地方から撤退することを拒否したため、プーチン大統領はドンバス地方の未支配地域を確保するまで、戦争を継続する見込みだと考えられている。(了)
出典元:The Guardian:Putin asks oligarchs to donate to Russia’s dwindling defence budget(3/26)

























