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ネタニヤフ首相、レバノン南部への侵攻を拡大するよう軍に命令

ネタニヤフ首相、レバノン南部への侵攻を拡大するよう軍に命令
X_Al Jazeera Breaking News

イスラエルのネタニヤフ首相は3月29日、軍に対し、レバノン南部への侵攻を拡大するよう指示した。

 

北部の緩衝地帯を拡大

 

イスラエル軍はレバノン南部を占領し、すでに緩衝地帯を設けており、シーア派の武装組織「ヒズボラ」も応戦し、イスラエル北部に対してロケット弾攻撃などを繰り返している。

 

ネタニヤフ首相は29日、軍に対して、レバノン南部への侵攻拡大を指示。「既存の安全保障緩衝地帯を、さらに拡大するよう指示した」と述べたという。

 

またネタニヤフ首相は、この侵攻の拡大が、イスラエル北部の安全保障態勢を強化することを目的としていると語ったそうだ。

 

すでにイスラエル軍はレバノン南部や首都・ベイルート近郊などに対しても空爆を続けており、1100人以上のレバノンの人々が殺害されている。

 

また3月28日には、9人の医療従事者もイスラエル軍の攻撃により殺害され、29日にも救急車への攻撃で、1名の医療従事者が殺された。

 

 

さらに28日には、レバノン南部の町、Jezzineで、イスラエル軍の空爆により、3人のレバノン人ジャーナリストも殺害された。

 

29日には、レバノン南部に駐留する国連平和維持軍からも、基地に対してイスラエル軍の砲撃が行われた、と報告され、飛翔体の爆発で1人の兵士が死亡、1人が重傷を負ったという。

 

9万以上の民間施設が被害

 

イスラエル軍はイランへも攻撃を継続しており、29日には首都のテヘラン全域で空爆を行ったことを明らかにした。

 

この攻撃は電力インフラを狙ったものと考えられ、その後、テヘラン市やその近郊で停電が発生したという。

 

イランのアラグチ外相は、アメリカ軍とイスラエル軍が以前、イランの大学を標的に攻撃を行ったと非難している。

 

またカタールのメディア「アル・アラビー・ネットワーク」も、イスラエル軍がテヘランにある同社事務所へ攻撃したと非難、少なくとも10人が負傷したと明らかにした。

 

 

イラン政府によれば、この戦争が開始されて以来、9万3233以上の民間施設と、600校の学校が被害を受けたという。

 

イスラエル南部の工業地帯で火災

 

イラン側もイスラエルへの攻撃を続けており、29日にはイスラエル南部のNeot Hovavにある工業地帯で、大規模な火災が発生。危険物質の漏洩が懸念されたため、消防隊と救助隊が損傷した化学物質貯蔵施設の封じ込め作業を行った。

 

イスラエル国防軍(IDF)によれば、この火災の原因は「兵器(ミサイル)の破片または迎撃ミサイルの破片」である可能性があるという。

 

 

一方、アメリカ軍の海兵隊、数千人がすでに中東地域に到着し、さらに1万人の地上部隊を追加派遣するとの情報が流れている。

 

これを受け、イラン議会のモハマド・バゲル・ガリバフ議長は、「イラン軍はアメリカの地上部隊の到着を待ち構えており、攻撃を開始する」と述べ、強気の姿勢を見せた。

 

一方、ローマ教皇レオ14世は3月29日、ミサにおいて「戦争を起こし、血に染まった手を持つ指導者の祈りは、神に聞き入れられない」と述べ、トランプ政権を暗に批判した。(了)

 

出典元:The Guardian:Middle East crisis live: Netanyahu orders expansion of invasion of southern Lebanon; Iranian forces wait for US ground troops(3/29)

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