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テーマパークで31匹のナマケモノが死亡、フロリダ州検察が刑事捜査を開始

テーマパークで31匹のナマケモノが死亡、フロリダ州検察が刑事捜査を開始
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アメリカ・フロリダ州の検察当局は5月1日、新たなテーマパークで展示される予定だったナマケモノ数十匹の死について、刑事捜査を開始したと発表した。

 

2024年12月から2025年2月にかけて死亡

 

フロリダ州魚類野生生物委員会(FWC)は先週、報告書を発表し、オーランドに建設予定の観光アトラクション「スロース・ワールド」の倉庫内で、31匹のナマケモノが死亡していたことを明らかにした。

 

南米から連れてこられたナマケモノたちは、2024年12月から2025年2月にかけて、暖房のない倉庫で死亡したという。

 

また倉庫から救出されたナマケモノ13匹のうち、1匹が先週、衰弱のため安楽死させられたそうだ。

 

現在、テーマパークのオーナーは破産を申請し、開業計画を断念したと報じられている。

 

フロリダ州司法長官のジェームズ・ユスマイヤー氏は5月1日、自身のSNSへの投稿で、「証拠が示すところがあれば、必ず責任追及を行う」と述べた。

 

フロリダ州の輸入許可に疑問

 

ナマケモノたちの死亡が明るみになったのは、2025年8月にFWC職員が倉庫を抜き打ち訪問した時だったという。

 

「スロース・ワールド」のオーナーだったピーター・バンドレ氏は当時、ガイアナから来た21匹の「フタユビナマケモノ」が、仮設ヒーターの故障により「寒冷ショック」を起こしたと検査官に説明していたそうだ。

 

またバンドレ氏によれば、ペルーから10匹のナマケモノが輸送されてきたが、到着時に2匹が死亡しており、残りの8匹は衰弱した状態で、「健康状態の悪化」により死亡したという。

 

オーランド市長選に出馬している民主党のアンナ・エスカマニ下院議員は4月29日、なぜ州が動物の輸入許可を与えたのか、そして「ナマケモノ飼育施設」がどのように開設許可を得たのかを疑問視し、次のように述べた。

 

「防ぐことができたはずの状況下で、数十匹もの動物が命を落としたことは、責任追及を強く求めるものです。これらの報告は、個人の責任だけでなく、規制監督と執行に関する、より広範な懸念も提起しています」(了)

 

出典元:The Guardian:Florida prosecutors launch criminal investigation into deaths of 31 sloths(5/1)

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