ICEが職員に、電気ショックを与える手袋を装備させることを検討

アメリカの移民関税執行局(ICE)の職員に、電気ショックを与える手袋が装備されることが計画されている。
最大380ボルトの電流を流す手袋
アメリカの国土安全保障省(DHS)が8月10日に発表した文書によれば、ICEは「GLOVE(Generated Low Output Voltage Emitter:低出力電圧発生装置)」と呼ばれる手袋の購入に最大2000万ドル(約32億円)を投じる計画だという。
この手袋は最大380ボルトの電流を流すことができ、ボタンを押すことで作動し、1秒間に最大30回の電気パルスを発生させることができるそうだ。また、作動記録を保存するマイクロプロセッサも内蔵されている。
ただ最大5万ボルトの電流で中枢神経系を麻痺させる「テーザー銃」とは異なり、この手袋は鋭く局所的なショックを与えることで、「痛みを伴う抑止力」により、対象者に従うよう促すものとも言われている。
Plans to equip US immigration agents with electric shock gloves have raised concerns over potential abuses by a force criticised for its tactics and training.
The gloves could cost up to $20m, according to reports.
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— Al Jazeera English (@AJEnglish) August 14, 2026
公民権団体は懸念を表明
ただしこの手袋を製造する「コンプライアント・テクノロジーズ」社はウェブサイトにおいて、高齢者、幼児、妊婦、「重度の障害者」への使用を避けるよう推奨している。
国土安全保障省(DHS)はBBCへの回答で、「ICEは、犯罪歴のある不法滞在者を安全に逮捕・国外退去させるために必要な道具や装備を、現場の職員が確実に確保できるよう、常にそのニーズを評価している」と述べた。
一方、アメリカ自由人権協会(ACLU)などの公民権団体は、この手袋の使用について懸念を表明しているという。
ICEは過去に、過激な取り締まりが問題になり、職員による銃撃で死者も出ており、これまでの法執行活動における手法について厳しい監視の目にさらされている。(了)
出典元:BBC:ICE plans to equip agents with gloves that can deliver electric shocks(8/12)

























