国際線長距離フライトに4カ月の乳児が搭乗。母親のとった行為に乗客から称賛の声
長距離の国際線フライト。旅行やビジネス等、乗客の利用目的は様々だが、狭い機内で長時間過ごすのは心身共に疲れも伴うものだ。
先月、韓国からアメリカに向かう飛行機に4カ月の乳児が搭乗し、その母親がとった行為が素晴らしいとして、ネット上で称賛の声が挙がっている。
一人の乗客から思わぬプレゼントが
Dave Coronaさんは先月、韓国のソウルから米国・サンフランシスコ行きの飛行機に搭乗した。
そこで乗客の一人からギフト袋を手渡されたのだという。
その中にはメッセージカードも入っており、そこにはこう書かれていた。
こんにちは、僕の名前はJunwoo、4カ月の赤ん坊です。
今日はママとおばあちゃんと一緒に、アメリカにいるおばちゃんに会いに行くんだ。
実は僕、少し緊張して、怖いんだ。だって生まれて初めてのフライトだからね。
だから僕、泣くかもしれないし、うるさくするかもしれない。
おとなしくするよう頑張るけど、できないかもしれない。ごめんなさい。
だからママが皆にプレゼントを用意したよ!
中にはキャンディーと耳栓が入っているから、僕がうるさくした時に使ってね。
旅を楽しんでね、ありがとう!
Coronaさんは、その時にプレゼントされたギフト袋を自身のFBに投稿した。
On a Ten hour flight from Seoul Korea to San Francisco, a mother handed out more than 200 goodie bags filled with candy…
Dave Coronaさんの投稿 2019年2月12日火曜日
200名以上の乗客へのギフトを準備した母親
乳児の母親は、200個以上のギフト袋を用意し、一人ずつ乗客に配ったそうだ。
乳児を連れての外出は、経験したことがある人なら分かると思うが、想像以上に大変だ。
機嫌がいつ変わるか分からない子供を相手に、ぐずり始めた際に気をそらす玩具や食べ物を準備するので、手荷物はいつも一杯。
そんなたくさんの荷物を片手に持ちながら、子供にせがまれもう一方の手で抱っこ、ということもよくある。乳児との外出は体力勝負である。
しかし、子供が泣き始めた時、一番気になるのは周囲からの視線だという。
公共の場には様々な人々がおり、赤ん坊の泣き声を快く思わない人もいる。そういう人たちに不快感を与えないよう、必死であやすのだ。
Junwoo君の母親は、自身の子供が飛行機に搭乗した際に起こり得る状況を読み、先手を打ったのだろう。
母親の行為に称賛の声
Coronaさんがフライトの様子をFBに投稿すると、母親に対して称賛の声が挙がった。
「彼女はなんて素晴らしいの!」
「信じられない!なんて美しい行為なの!」
「品位のある人もいれば、権利意識の強い人もいるからね。とても良い行為だ」
また、母親のとった行為は良いとするものの、そこまでする必要はない、という声もあった。
子供を連れて搭乗したからといって、親が謝る必要はないわ
彼女がとった行為は良かったけれども、もっと人々が理解すべきなんじゃないかな。搭乗した子供やその親が『歓迎されていない』と感じさせないようにしないと。私たちだって皆、赤ちゃんだった時があるんだから
実際、フライトでのJunwoo君がどんな状態だったのかは明らかではないが、もし泣いてしまったとしても、周りの乗客から温かい目で見守られたことは間違いないだろう。(了)
出典元:NEXT SHARK:Rockstar Korean Mom Gives 200 ‘Crying Baby’ Goodie Bags to Passengers During 10-Hour Flight to SF (2/25)
出典元:World of Buzz:Mother Gives Out 200 Goodie Bags to Flight Passengers in Case Her Baby Starts Crying (2/26)