病気で飛べないハトと歩けないチワワ、互いに寄り添い固い絆で結ばれる
アメリカで深い絆で結ばれた珍しい動物たちのエピソードが伝えられ、多くの支援が寄せられた。
安楽死させられそうに
そのペアとは、ハトの「Herman」とチワワの「Lundy」だ。
ハトの「Herman」は1年前、ニューヨーク州にある自動車販売店で、3日間も歩道でじっとしているところを保護されたという。
しかしその後、「Herman」は神経障害を抱え、飛べない体になっていることが判明。このため動物医療の専門家も、もはや治らないとして、安楽死をさせようと考えていたそうだ。
その時、動物の保護やリハビリを行う非営利団体「The Mia Foundation」の創設者であるSue Rogersさんは、「Herman」を預かることを決意。以来、ベビーベッドに寝かせ、外出させない時は足を刺激するなどしてリハビリを続けてきたという。
同じベッドに置いていたところ…
一方、チワワの「Lundy」はそれまで、サウスカロライナ州で暮らしていたが、「スイマーズ症候群」と呼ばれる病気のため、後ろ足が動かず、歩けなかった。これは後ろ足に力が入らず、立たせると足が横に開き、泳いでいるような状態になってしまう病気と言われている。
このため飼い主は「Lundy」を「The Mia Foundation」に預けてきたそうだ。
そしてある日、Rogersさんは「Herman」と「Lundy」を短い間だけ、1つのベッドに置いていたという。
すると彼らはお互いに体をすり寄せ、寄り添うようになり、すぐに仲良くなった。しかも今ではお互いに離れたがらず、固い絆で結ばれることに。
WOW! I never imagined the pictures of Lundy and Herman would touch so many people! Almost 5 million people in a little over 24 hours!! Their little story is being shared all over the world!Welcome to the thousands of new followers. We hope you enjoy our page and our special animals 😊 And, thank you also for the donations coming in. We really do need them as we have a few surgeries coming up soon! It brings me to tears to think that our little Herman (the pigeon) is known worldwide now! I’ve been called crazy for keeping Herman alive and trying to make his life a happy one. His life has meaning too ❤ And Lundy….well, who wouldn’t love that sweet little nugget?Thank you all again ❤ ❤
The Mia Foundation – Love For Miaさんの投稿 2020年2月15日土曜日
SNSに投稿し大反響
Rogersさんは先週、彼らの写真とエピソードをSNSに投稿。すると多くの人が感動し、それぞれの投稿が数百から数千件もシェアされることとなる。
しかもさまざまな人々が「The Mia Foundation」に寄付してくれ、すぐに数千ドルも集まったそうだ。このためRogersさんは、皆の支援に対して感謝の言葉を述べ、すぐにでも手術を行うなど、彼らに必要なことをするつもりだと語っている。(了)
出典元:Good News Network:Pigeon That Can’t Fly Forms Inseparable Bond With Adorable Chihuahua That Can’t Walk(2/19)