メキシコで古代の儀式の最中に男性が落下、奇跡的に一命を取り留める
メキシコでアクロバティックな儀式が行われ、その最中に男性が高所から落下する事故が起きた。
棒の先端にぶら下がり回転
その事故が発生したのは「死者の日」とされる10月31日、場所はプエブラ州の街、Huaquechulaだとされている。
アクロバットチームに所属する男性・José Hernándezさん(23)は当時、6人の仲間と、地元の教会で古代の儀式を行っていたという。
彼らはハーネスを付け、突き立てられた棒の先端に逆さまになった状態でぶら下がり、それぞれ回転していたそうだ。
しかしその時、Hernándezさんは高さ80フィート(約24m)の地点から、地上へ落下してしまう。(下の動画はショッキングなため、閲覧にはご注意頂きたい)
Terrible caída… Volador de Papantla cae en Huaquechula, #Puebla 😔 pic.twitter.com/nce3gKqSpm
— Antonio Romero (@antonio_aioros) November 1, 2021
複数骨折するも一命を取り留める
Hernándezさんは草むらに落下したとされ、見物していた人がすぐに救出に駆けつけ、その後Gonzalo Río Arronte一般病院へと搬送されたという。
彼は頭にケガを負い、複数箇所を骨折していたが、幸いにも一命はとりとめ、現在容態も安定しているそうだ。
地元メディアは事故当時、Hernándezさんの足はストラップで固定されていたが、それが外れて落下したと伝えている。
この儀式は、約450年前に雨の神「Xope Totec」に干ばつと飢えの解消をお願いするために始まったとされ、現在も続けられているという。(了)
出典元:MailOnline:Disturbing moment acrobat performing Mesoamerican dance ritual in Mexico suffers 80-foot fall(11/2)