10代の女性を守るため、機転を利かせたスタバ店員の行動に注目が集まる
アメリカで、スターバックスのバリスタが、10代の女性を守るために機転を利かせたとして、そのエピソードが注目を集めている。
男が女性に話しかけてきた
女性の母親、テキサス州に暮らすブランディ・ロバーソンさんによれば、18歳になる娘は2月19日の夜、コーパスクリスティの街にあるスターバックスに向かったという。
彼女はその店内で勉強をしていたのだが、やがて見知らぬ男が声をかけてきたそうだ。
その時、スターバックスの従業員は、男が女性と一緒に店内に入ってこなかったことを怪しみ、彼女に他の人が引き取るのを忘れたホットチョコを差し出したという。
「大丈夫?」とカップにメッセージ
そしてそのホットチョコのカップには、次のような従業員の言葉が書かれていた。
「大丈夫?私たちに介入してほしいの?もしそうなら、カップの蓋を取ってください」
女性は、バリスタの親切な仕草に感謝し、自分が安全だと感じていることを伝えたという。
やがて男は、彼女がスタバの従業員とコミュニケーションをとっていることに気づき、18歳の女性を残して去っていった。
ネットにエピソードが紹介され、注目を集める
その後、女性はバリスタに渡されたカップを手にして帰宅。そしてすぐに、この出来事を母親に話したという。
母親のブランディさんは、スターバックスの従業員が娘を見守ってくれていたことが、とてもありがたく感じられ、バリスタのカップの写真を添えて、このエピソードをフェイスブックに投稿した。
するとたちまち注目を集め、複数のメディアでも紹介されることに。ブランディさんは取材に対しても、次のように語っている。
「私は、スターバックスのスタッフにとても感謝しています。私たちも彼らから学び、助けが必要だと思われる人を助けられるようになりたいです」(了)
出典元:TODAY:Mom thanks Starbucks worker for looking out for her daughter(2/22)