ゴルフの「マスターズ」で巨大な2本の木が倒れ、観客がパニック
アメリカ南西部のジョージア州オーガスタで開催されていたゴルフトーナメント「マスターズ」で、恐ろしい事故が起きた。
巨大な松の木が地面に倒れ込む
4月7日、17番のティーグラウンド付近で、突然2本の大きな松の木が倒れ、プレーが中断されたという。
テレビで放映された映像にも、巨大な松の木が地面に倒れ込むのが見え、観客がパニックに陥る様子が映っていた。
その木は、高さ30mから35mまで成長する「ロブロリーパイン」と考えられている。倒れる様子がこちら。
well THIS was terrifying pic.twitter.com/qfIm2w4zKW
— Timothy Burke (@bubbaprog) April 7, 2023
風の影響、負傷者はなし
映像には地面に倒れた観客が映っているように見えたが、この事故によりケガ人は出なかったという。
「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」もその後、風の影響で木が倒れたものの、負傷者は出ていないことを確認。その上で、7日のプレー再開を見送ることを発表した。
15番ホールでグリーンにいたセルジオ・ガルシア選手は、次のように語っている。
「グランドスタンドが吹き飛ぶような音で、超大音量だった。2本の木が根元から倒れ、途中でもう1本倒れました。人々はその周りに散らばったが、1人の女性がいて、彼女の周りに木が倒れたが、どうにか怪我はしなかった。ありがたいことだ」(了)