「スターシップ」の打ち上げで、破片が海にも大量に飛び散っていた!
先日、スペースX社のロケット「スターシップ」が打ち上げられたが、その際コンクリートの破片などが遥か遠くまで飛び散っていたことが明らかにされた。
海面に無数の水飛沫
「スターシップ」は推進(ブースター)ロケット「スーパーヘビー」に載せられ、4月20日にテキサス州の施設から、試験的に打ち上げられた。
当サイトでも、その際地上にコンクリートの破片が降り注ぐ様子を紹介したが、それが実は遠く離れた場所まで、飛び散っていたという。
実際にSNSにも、すぐ近くの海に多くの破片が飛び散り、海面に無数の水飛沫が上がる様子が映っていた。それがこちら。
Close up on the vast debris field created by the starship/superheavy launch. It’s a crop from the video shot from starbase #SpaceX #StarshipLaunch pic.twitter.com/KYaloIFE7n
— MechDesign.xyz (@MechDesignxyz) April 20, 2023
数キロ先まで飛んでいたとの情報も
下はかなり離れた場所からの映像だが、こちらにも数多くの破片が飛び散っている。
VR Cam caught some spectacular footage as #SuperHeavy rocked #SpaceX #Starbase this morning. I am floored at the amount of debris that was ejected. Waiting on Rover 2 damage assessment. Congratulations @elonmusk on pulling this historical launch! pic.twitter.com/6WKEXFqCGN
— LabPadre (@LabPadre) April 20, 2023
こちらは発射後に残された巨大なクレーターと、破壊された発射台の様子。
またこのような破片は、数キロ先まで飛んでいたとされ、損傷した車もあったとか。(下の車がどのくらい離れていたのかは、分かっていない)
推進ロケット「スーパーヘビー」には、33基のラプター・エンジンが搭載されていたが、スペースX社のCEOであるイーロン・マスク氏は「打ち上げの主な目的は、発射台をクリアすることだ」と述べていたという。(了)
出典元:MailOnline:Elon Musk’s doomed Starship rocket sprayed debris over Texas coast and damaged car parked miles away as it obliterated its launch pad on takeoff – as FAA grounds the fleet after explosion(4/23)