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【悲報】20時間休みなく働き続けたロボットさん、崩れ落ちる

【悲報】20時間休みなく働き続けたロボットさん、崩れ落ちる
Twitter/Agility Robotics

アメリカの展示会で、デモンストレーションを行っていたロボットが転倒し、その様子が投稿されている。

 

箱を持ち上げ、積み上げるロボット

 

そのロボットとは、Agility Robotics社が設計した2足歩行の「Digit」だ。

 

「Digit」は3月20日から23日まで、イリノイ州のシカゴで開催された展示イベント「ProMat」で、デモンストレーションを行っていたという。

 

このロボットは、倉庫で箱を持ち上げたりする作業のために設計されており、イベントでも棚から箱を出しては運び、どうやら休みなく働いていたそうだ。

 

しかし、働き過ぎたのか、ついに「Digit」は崩れ落ちてしまった。その様子がこちら。

 

20時間以上のデモで数回転倒

 

この動画を見たあるユーザーはジョークで、「肉体労働に飽きたロボットが、15分間働いた後、完全に機能を停止させることを決めた」とコメント。

 

別のユーザーも「人工知能を搭載したロボットが意識を持ち、人間のために時間を使って働かなければならないことに気づいた時、存在をやめることを決断した」と述べた。

 

しかし、Agility Robotics社によれば、「Digit」は4日間で20時間以上のデモンストレーションの間に2、3回倒れたという。

 

これはロボット自らが作動を停止したわけではなく、ソフトウェアのバグや小さなセンサーのエラーが原因である可能性があるそうだ。

 

またこの動画も、Agility Robotics社自身が投稿しており、その理由について同社のコミュニケーション担当副社長であるLiz Clinkenbeard氏は、「Digitが何度か転倒したこと、それはどんな新しい技術にもあることで、大したことではないことを示したかったのです」と述べている。(了)

 

出典元:Yahoo News:Robot Takes a Tumble at Chicago Supply Chain Exhibit(4/11)

出典元:AP:Robot in popular video didn’t deactivate itself(4/20)

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