スクールバスの運転手が走行中に意識を喪失、生徒がブレーキを踏み停車に成功
アメリカで、スクールバスを無事に停車させた7年生(中学1年生)の男の子が注目され、ニュースで報じられている。
すぐに運転席に向かいブレーキ
その男の子とは、Dillon Reeves君だ。彼はミシガン州のウォーレン市にある「ロイス・E・カーター中学校」にバスで通学していたという。
しかし、4月26日の放課後、Dillon君がバスに乗って帰宅していると、突然バスの運転手が意識を喪失。
Dillon君は、運転手が苦しんでいることに気づき、すぐに運転席に向かい、ブレーキを踏み、無事に停車させることができたそうだ。その様子がこちら。
“Someone call 911! Now!”
A Michigan 7th grader is being commended for jumping into action after a school bus driver suffered a medical emergency. https://t.co/KcmFixI7cJ pic.twitter.com/13r9aLQe0Y
— ABC News (@ABC) April 28, 2023
同級生に救急へ連絡するよう指示
当時、バスの運転手は走行中に、頭がクラクラし、無線で助けを求めた後、突然気を失ったという。
Dillon君はすぐに運転席に向かい、ブレーキを踏み、同級生に救急へ連絡するよう叫んだそうだ。
その後、警察と消防署の救急隊員が、運転手の手当てを行い、生徒を安全に別のバスに乗せるのを手伝ったという。
そして乗り換えたバスは元のルートを通り、生徒たちを家まで送り届けたそうだ。(了)
出典元:ABC News:7th grader jumps into action to save bus driver and other students(4/28)