Instagram/sannamarin

フィンランドのサンナ・マリン首相は、インスタグラムで自ら離婚申請をしたことを明らかにした。

2020年8月に正式に結婚

マリン首相と夫のマーカス・ライコネン氏は、19年間連れ添い、2020年8月に正式に結婚していたという。

しかし2人は今年の5月10日、お互いに離婚申請をしたと発表。

それぞれのインスタグラム・ストーリーで「私たちは、一緒に過ごした19年間と最愛の娘に感謝しています。私たちは親友であり続けます」と述べたそうだ。

2人には5歳になる娘

2人には5歳になる娘がおり、ライコネン氏は最近までベンチャーキャピタルで働いていたという。

結婚したのは、マリン首相が新型コロナの影響に対処している時で、当時彼女はインスタグラムで次のように述べていた。

「私たちは青春を共に過ごし、共に大人になり、共に愛する娘の親に成長しました」

2019年に就任した世界最年少の首相である37歳のマリン氏は、進歩的な新しいリーダーとして、ミレニアル世代（2000年以降に成人した世代）のお手本とみなされてきた。

しかし先月、フィンランドで行われた国会議員選挙において、マリン氏の率いる社会民主党は、右派の国民連合党と民族主義のフィンランド党に票を引き離され、敗北したという。

この選挙結果を受けてマリン首相は、退陣することが決まっていた。（了）

出典元：The Guardian：Finland’s prime minister Sanna Marin files for divorce(5/10)