Instagram/taylorswift

テイラー·スウィフトさんの全米ツアー「The Eras Tour」が、快進撃を続けている。ある経済学者がCNNに語ったところによると、その経済効果は計り知れないほど大きいそうだ。

中でも恩恵を被っているのは、会場となるスタジアムやレコードレーベル、チケット販売業者だが、それだけではない。実は、ツアー先の各都市のフードバンクが、スウィフトさんから巨額の寄付を受けている。海外メディアが報じた。

スケールの違う寄付

スウィフトさんの寄付は、何と言ってもスケールが大きいそうだ。具体的な金額は明かされていないが、それを推測できるこんな例が挙げられている。

「The Eras Tour」のスタート地点となったアリゾナ州では、現地のフードバンク「Arizona Food Bank Network」が、生鮮食料品約18トン分を買うのに十分な金額の小切手を受け取った。

また、ホームレスが多いことで知られるワシントン州では、シアトルを拠点とする非営利団体「Food Lifeline」が、やはり同程度の寄付を受けたと公表した。

他にもシリコンバレーの「Second Harvest」、ラスベガスの「Three Square Food Bank」、コロラド州の「Food Bank of The Rockies」といったフードバンクが、スウィフトさんから「寛大な」寄付を受けたと報じられている。

フードバンクからの感謝

4月のツアー地の1つだったヒューストン市で寄付を受けた、「Houston Food Bank」の代表者は、メディアにこう話す。

「スウィフトさんがフードバンクを支援してくれてとても嬉しく思います。なぜなら、今はインフレで特に食料が必要だからです。私たちは日々努力していますが、ある時から、現物の食料品の寄付が足りなくなっているのです」（了）

出典元：Good News Network:Taylor Swift is a Hero to Food Banks Across the U.S. at Each Stop of Her Eras Tour(8/17)