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心温まる瞬間、娘を亡くした女性活動家の前に、ウィリアム王子が現れてハグ

心温まる瞬間、娘を亡くした女性活動家の前に、ウィリアム王子が現れてハグ
X_BBC Breakfast

イギリス王室のウィリアム王子(皇太子)が、さりげなく女性の前に現れて、ハグするという心温まる瞬間が撮影された。

 

メンタルヘルスへの意識を高める活動

 

その女性とは、エマ・ウェッブさんだ。実は彼女は、2020年3月に将来有望な馬術選手だった娘のブロディさん(当時16歳)を、自殺で亡くしたという。

 

そのためウェッブさんは、若者のメンタルヘルスについての意識を高めたいと考え、ウェールズからロンドンまで等身大の馬の像を引いて、募金活動を続けていたそうだ。

 

そしてちょうど13日目、ロンドン中心部から西へ約30km離れた町、Sloughに差し掛かった時、後ろからさりげなくウィリアム王子が現れ、声を掛けてきたという。その様子がこちら。

 

「ただただ愕然としました」

 

当時、ウェッブさんは、自殺で家族を亡くした他の母親2人と一緒に歩いており、ウィリアム王子と出会った時のことを、次のように振り返っている。

 

「彼が、私のやっていることをニュースで見ていたことは知っていましたが、まさかSloughの通りに現れて、振り向くと、彼がそこに立っていることに、ただただ愕然としました。一緒に歩くとは思っていなかったので、本当に驚きました!(略)将来の国王にハグしてもらえるなんて、考えられないことです。まるで幽体離脱のような体験でした」

 

 

ウィリアム王子は、キャサリン妃と共にチャリティ財団「ロイヤル・ファウンデーション」を運営しており、メンタルヘルスに関する活動も続けて来たという。

 

このためウェッブさんも「ウィリアム王子が出てきて、私たちがやろうとしていることを認めてくれたのは、本当に素晴らしいことです」と述べている。

 

彼女たちはウィリアム王子と、20分ほど会話を交わし、メンタルヘルスや自殺予防、愛する家族のことについて語り合ったという。(了)

 

出典元:MailOnline:Heartwarming moment Prince William cheekily shouts ‘boo’ as he surprises woman during charity walk in memory of her daughter, 16, who took her own life – as delighted mother reveals how she went in for a ‘nice hug’(12/7)

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