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キャットフードをテーマにしたイタリアンレストランがN.Y.にオープン

キャットフードをテーマにしたイタリアンレストランがN.Y.にオープン
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キャットフードをテーマにしたイタリア料理を出すという、風変わりなレストランがアメリカ・ニューヨーク市に期間限定でオープンした。出店したのは、アメリカの有名キャットフードブランド「Fancy Feast」だ。

 

猫の味覚体験を人間にも

 

ニューヨーク・マンハッタンのウェスト・ヴィレッジにオープンしたその店の名は「Gatto Bianco(ガット・ビアンコ)」。イタリア語で「白い雄猫」という意味。

 

この店を企画・出店したのは、「Fancy Feast」というグルメ志向のキャットフードブランド。新登場した商品ラインナップ「Medleys(メドレーズ)」の、プロモーションの一環だ。

 

ニュースリリースによれば、「猫の食事体験を、飼い主や猫好きたちに生き生きと体験してもらう」のが出店の目的らしい。

 

こう聞くと、キャットフードを食べさせられるのか、と思う人もいるだろう。新ラインナップの缶詰には「ビーフ・ラグーと風味豊かなソースに絡めたトマト&パスタ」といったグルメな(猫向け)メニューがあり、食べられそうな気もするが、もちろんそうではない。

 

キャットフードから着想を得たイタリアンメニュー

 

店で提供されるメニューは、「Fancy Feast」が契約している2人のシェフ、Amanda HassnerさんとCesare Casellaさんの発案。Casellaさんはミシュランで高く評価されている有名人だ。

 

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同ブランドのニュースリリースには、「料理は、(キャットフード)Fancy Feastのレシピからインスピレーションを得た」とある。

 

実際のメニューを見ると「サーモンとチェリートマト(salmone con pomodorini)」や「牛肉の蒸し煮(brasato di marzo)」といった料理が載っている。おそらく「サーモンとチェリートマト」の方は、同ブランドのキャットフード「ワイルド・サーモン」から、「牛肉の蒸し煮」の方は、上にも書いた「ビーフ・ラグー」のキャットフードから着想を得ているのだろう。

 

Hassnerシェフは料理について、「味、香り、食感から見た目の形に至るまで、猫が食べ物をどう感じながら食べているのか。それを、飼い主が理解するのを助けるように作られています」と語っている。(了)

 

出典元:Metro:A cat food-inspired restaurant for humans is opening in New York(8/2)

出典元:CNN Business:Cat lovers can try cat-food inspired dishes at Fancy Feast’s Italian pop-up(7/31)

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