回転翼と斜面の間は数十センチ!雪山に直接着陸し、負傷者を救助したヘリがスゴイ
雪山でケガをしたスキーヤーを救うため、ヘリコプターが斜面に直接着陸し、救助する場面が撮影された。
膝をケガした男性を救出に向かう
この映像が撮影されたのは1月2日、場所はフランス東部、アルプスのあるオート=サヴォワ県とされている。
当時、経験豊かなスキーヤーのグループは、マシフ・デュ・ジフル山脈の約7400フィート(約2300m)地点にいたが、メンバーの1人の男性が急斜面で膝にケガを負ったという。
このためフランス警察のヘリコプターが救助要請を受けて、緊急発進。負傷者のいる現場へと向かった。
回転翼と斜面の間は数十センチ
やがて現場に到着したヘリは、ゆっくりと山の急斜面に近づくと、そのまま着陸。なんと右側の着陸脚だけ接地した状態で、ホバリングを続けた。
その間にレスキューチームが降りたのだが、この方法により素早く負傷者のもとへ辿りつくことができたという。
しかしこの時、回転翼と雪の斜面との間は、わずか数フィート(1フィート=約30cm)しか離れていなかったそうだ。
Nicolas Derelyさんの投稿 2019年1月3日木曜日
下は異なった角度からの動画。
Nicolas Derelyさんの投稿 2019年1月3日木曜日
再び同じ方法で着陸し、負傷者を収容
その後、ヘリは一旦上空へと飛び立ち、その間にレスキューチームは負傷者の手当てを行ったという。
そしてヘリコプターは再び戻ってくると、同じ方法で斜面に接地して、レスキュー隊を収容、その後負傷者を運んだと言われている。
この動画はNicolas Derelyさんによって撮影されたが、現在までに38万回も再生されている。(了)
出典元:MailOnline:Skilful helicopter pilot hovers with the aircraft’s rotor blades inches from a snow-covered mountainside during dramatic rescue in the Alps(1/8)
出典元:Global News:Pilot flies within inches of mountainside to rescue injured French skier(1/8)