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ミシュランの星がついたレストランで食中毒、食事をした女性が死亡

ミシュランの星がついたレストランで食中毒、食事をした女性が死亡
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スペインにあるレストランで食事をした女性が、その後死亡し、現在当局により調査が進められている。

 

女性が死亡、夫や子供も吐き気

 

そのレストランとは西部の都市、バレンシアにある「RiFF」。

 

先週の土曜日の夜(2月16日)、46歳の女性は夫や息子とともに「RiFF」を訪れ、食事を楽しんだという。

 

しかしその後体調を崩し、翌日の日曜日の早朝に自宅で亡くなったそうだ。また夫や息子も食事後、下痢や吐き気に襲われたと言われている。

 

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食中毒の原因は「編笠茸」か

 

「RiFF」はミシュランで1つ星を獲得しており、ガイドにも「革新的な料理」と評されていたが、今回の事件を受けて謝罪したという。

 

当局は2月13日から16日にかけて、店で食事した75人を特定。そのうち3家族29人も食中毒にかかっていたことが明らかになったそうだ。

 

食品安全局は18日に店を調査。しかしはっきりとした原因が突き止められなかったため、現在料理のサンプルを国立毒物学研究所へ送って検査を進めているとか。

 

複数の人物は、食中毒の原因が「編笠茸」にあるのではないかと疑っているようだが、当局は研究所での検査結果を待ちたいとしている。

 

「RiFF」のオーナーシェフ、Bernd Knöller氏は、現在原因を調べるため当局と協力していると声明を発表。さらに客に対し深く謝罪すると同時に、原因が明らかになるまで店を閉鎖すると述べている。

 

ちなみに「編笠茸」とはフランスなどで食用に用いられているようだが、微量のヒドラジンを含むとされ、調理されたものでもアルコールと共に食べた場合などは、嘔吐の原因になるという。(了)

 

出典元:BBC:Valencia RiFF restaurant: Woman dies after Michelin-starred meal(2/22)

出典元:The Guardian:Woman dies after eating at Michelin-starred restaurant(2/21)

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