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スイスで行われたチェスの試合で、8歳の少年が、グランドマスターを破った最年少プレーヤーになった。

シンガポール在住の少年が勝利

その少年とは、シンガポール在住のアシュワト・カウシク君（8歳6カ月）だ。

彼は2月18日、スイスで行われたチェスの試合で、ポーランド出身のグランドマスター、Jacek Stopa氏と対戦。

カウシク君は最初の3試合でStopa氏に勝利し、グランドマスターを負かした最年少記録を更新したという。

“It felt really exciting and amazing, and I felt proud of my game and how I played, especially since I was worse at one point but managed to come back from that.”

8-year-old prodigy Ashwath Kaushik makes history after beating chess grandmaster

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— CNN Sports (@cnnsport) February 20, 2024

4歳の時にチェスを始める

カウシク君はインド国籍で、7年前に家族とともにシンガポールに移住。4歳の時にチェスを始めたという。

現在、彼は平日に毎日2時間、週末には1日6～7時間チェスをプレイしているそうだ。

Stopa氏との対戦の後、カウシク君は次の試合で、2022年のイギリス・チェス・チャンピオンシップで優勝したイギリス人プレーヤー、ハリー・グリーブ氏（23歳）に敗れたが、グランドマスターに勝利したことについて、次のように語っている。

「初めてグランドマスターにボード上で勝つことができて、とてもエキサイティングで素晴らしい気分です。しかもそれは古典的なチェスだったので、自分自身をとても誇りに思います」

強い子供が増えている

実は、グランドマスターに勝利した最年少記録は、つい先日も更新されたばかりだったという。

2月12日には、セルビア出身のレオニード・イバノビッチ君（8歳11か月）が、ブルガリアのミルコ・ポプチェフ氏（59歳）を破り、最年少記録を更新していたそうだ。

Chess.comによると、チェスの競技界では、「最近、さらに早い年齢で、驚異的な成績を収める子供たちが急増している」という。（了）

出典元：The Guardian：Eight-year-old becomes youngest chess player to beat grandmaster(2/20)