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ウクライナ保安庁、ロシアによる戦闘システムへのハッキングを阻止

ウクライナ保安庁、ロシアによる戦闘システムへのハッキングを阻止
flickrTim Reckmann

ロシア人のハッカーが、ウクライナ軍の戦闘システムに侵入を試みたが、阻止された。

 

ウクライナ軍の行動に関する機密情報へアクセス

 

ウクライナ保安庁(SBU)は8月8日、ロシア人ハッカーによるウクライナ軍の戦闘情報システムへの侵入を阻止したと発表した。

 

SBUはテレグラムへのメッセージで、次のように述べている。

 

「複雑な対策の結果、SBUは、ウクライナの軍事ネットワークに侵入し、情報収集を組織しようとしたロシアのハッカーの違法行為を暴露し、阻止した」

 

SBUによれば、ロシア人のハッカーは「ウクライナ軍の行動、国防軍の位置と移動、技術支援に関する機密情報」へのアクセスを試みたという。

 

しかしウクライナ側のサイバー専門家は、ロシア人のハッカーがウクライナ軍のタブレットを使用して、戦闘システムへのウイルス拡散を計画していることを発見。その試みを阻止したそうだ。

 

ドネツク州で7人が死亡、多数が負傷

 

ウクライナ東部のドネツク州では、8月7日の夕方から、ロシア軍の攻撃が行われ、Pokrovsk市において、ウクライナ側の民間人5人を含む少なくとも7人が死亡した。

 

Pokrovsk市は最前線に近く、滞在時にはあまり多くの住民はいなかったと見られているが、一般住宅や近くのホテル、特派員らが利用していたピザ店などが狙われたという。

 

ドネツク州のパブロ・キリレンコ州知事は、負傷者の数について、民間人39人、警官31人、国家緊急サービスの職員7人、軍人4人を含む81人と発表。負傷者の中には、子供2人も含まれていると明らかにした。

 

ロシアの2地域にドローンが飛来

 

一方、ロシアのクルクス州にも再び自爆攻撃型ドローンが飛来し、修道院を破壊。子どもが負傷したという。

 

また8月8日には、ロシアのベルゴロド州にも2機のドローンが飛来。ロシア軍の防空部隊が撃墜したが、その破片が3軒の家屋と送電線に被害を与えたそうだ。

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war: Kyiv claims to have foiled Russian hacking of armed forces combat system – as it happened(8/8)

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