カンボジアでGSが突然爆発、走行中の人々が吹き飛ばされ13人が重傷
先週、カンボジアの街にあるガソリンスタンドが大爆発を起こし、多くの人々がケガを負った。
貯蔵タンクに移し替える作業中に爆発
この事故が起きたのは8月14日、場所はカンボジア北西部にある街、シェムリアップとされている。
当時、ガソリンスタンドでは2000リットルの液体燃料を積んだタンクローリーから、ガスを貯蔵タンクへ移し替える作業が行われていたという。
しかしその時、ガスが引火し、突然大爆発を起こし、大きな炎が上空に舞い上がった。その様子がこちら。※ショッキングな映像のため、閲覧にはご注意いただきたい。
バイクに乗って、吹き飛ばされる
映像でも分かるとおり、ガソリンスタンドは大通りに面していたため、この爆発に多くの人々が巻き込まれ、13人が重傷を負ったという。
その中にはイギリス人女性のZoe Eleftheriouさん(22)とアメリカ人女性のAbigail Alexanderさん(18)もおり、2人は友人同士で、当時バイクに乗って前を通り過ぎた時、爆風で飛ばされたそうだ。
Zoeさんはタイのバンコクにある病院へ運ばれたが、全身傷だらけで包帯で覆われ、頷いたり首を振ったりはできるが、言葉はまだ話せないと言われている。
Abigailさんの方は、全身の35%以上に火傷を追っており、集中治療室で手当を受けているが、非常に危険な状態だという。
この記事はイギリスのメディアが報じたもののため、現地のカンボジア人の容態については分かっていない。
ガスへの引火は、ガソリンスタンドのオーナーが従業員に電気を消すよう命じた時に起きたとされており、警察は違法に運営していた可能性があるとして、オーナーから事情を聞こうとしているそうだ。(了)
出典元:METRO:British woman’s face ‘burned off’ after petrol station explosion(8/19)