米の消防隊員が燃える家の前で記念撮影、批判を浴び問題に
アメリカの消防隊員らが、燃える建物の前で記念撮影を行ったとして、現在調査が行われている。
燃える家の前で揃って自撮り
その写真を撮影したのは、ミシガン州にあるデトロイト市消防署の隊員たちだ。
彼らは火災現場で燃える建物を背景にして、集合写真を撮影。「隊員らが新年の自撮りをするために、時間を割いた」といったコメントとともに、大晦日に「Detroit Fire Incidents Page」のフェイスブックページに写真を投稿した。
しかしその投稿には非難の声が寄せられ、その後削除するも、時すでに遅し。他の人によりツイッターなどにも投稿されることに。
.@DetroitFire is investigating after this photo was posted NYE on Facebook.
“There are a lot of ways to celebrate a retirement. Taking a photo in front of a building on fire is not one of them” – Fire Commissioner Eric Jones pic.twitter.com/lzTwUUXWSs— Brian Abel (@BrianAbelTV) January 1, 2020
引退するチーフとの記念撮影
デトロイト市の消防署によれば当時、火事になった家や近所の建物の中には、すでに住民がいなかったという。
またフェイスブックページの投稿にも、この写真は消防隊のチーフが引退するのを記念して、撮影したと書かれていたそうだ。
しかしデトロイト消防委員会のEric Jones氏は、この写真が「不適切」で、「プロ意識に欠ける」と批判。
声明においても「引退を祝う方法は数多くある。しかし燃えている建物の前で写真を撮るのは、それらの方法の1つではない」と述べた。
委員会はすでに、この件に関して内部調査を進めているという。(了)
出典元:BBC:Detroit fire crews investigated for burning house selfie(1/2)
出典元:ABC net:Detroit firefighters investigated over New Year’s Eve selfie in front of burning house(1/3)