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車の助手席に骸骨の人形を乗せていた運転手、警察に止められ罰金、その理由とは?

車の助手席に骸骨の人形を乗せていた運転手、警察に止められ罰金、その理由とは?
Twitter/Dept. Public Safety

アメリカでかなり奇妙な人形を乗せている運転手が見つかり、警察によって罰金が科せられた。

 

骸骨の人形を警察が発見し、車を止める

 

その出来事があったのはアリゾナ州の街、テンピ付近の高速道路とされている。

 

警察官はその道路の「HOVレーン」を走っていた車の1台が、助手席に奇妙なものを乗せているのを目撃。

 

車を止めてみたところ、助手席には骸骨の人形が座っていたという。その骸骨は帽子をかぶり、黄色いロープで助手席に縛られていたそうだ。

 

その後警察は高額な罰金チケットを、運転手である62歳の男に与えた。

 

2人以上乗った車が通行できるレーン

 

アメリカには渋滞を緩和させるために、1台に2人以上が乗っている場合に通ることができるレーンがある。それが「HOVレーン((high-occupancy vehicle)」、または「カープールレーン」と呼ばれているものだ。

 

つまり1台に1人ではなく、1台に2人以上乗っていれば渋滞緩和にもつながるために、優遇される制度となっている。

 

しかしこれを悪用する人が多く、今回の62歳の運転手は2人が乗っているように見せかけるため、骸骨の人形を使った。無論、これは罪になるのだが、ネットではあまりにも珍しいとして、注目を集めたという。

 

「これは、今までの2020年のツイートの中で一番のお気に入り。62歳の男は、オスカーの衣装デザイン部門の1つを取るべきね」

 

 

「これは彼のマミー(母親とミイラをかけている)じゃないかと思うよ」

 

 

「少なくとも彼(骸骨)は運転はしていなかった」

 

 

アリゾナ州では毎年7000人がこの「HOVレーン」のルールを破って捕まっているという。(了)

 

 

出典元:INDEPENDENT:Man stopped by police for having a skeleton in the front seat of his car(1/26)

出典元:BBC:Arizona man dresses up skeleton to drive in HOV lane(1/25)

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