車の助手席に骸骨の人形を乗せていた運転手、警察に止められ罰金、その理由とは?
アメリカでかなり奇妙な人形を乗せている運転手が見つかり、警察によって罰金が科せられた。
骸骨の人形を警察が発見し、車を止める
その出来事があったのはアリゾナ州の街、テンピ付近の高速道路とされている。
警察官はその道路の「HOVレーン」を走っていた車の1台が、助手席に奇妙なものを乗せているのを目撃。
車を止めてみたところ、助手席には骸骨の人形が座っていたという。その骸骨は帽子をかぶり、黄色いロープで助手席に縛られていたそうだ。
その後警察は高額な罰金チケットを、運転手である62歳の男に与えた。
Think you can use the HOV lane with Skeletor riding shotgun? You’re dead wrong! ☠︎ One of our motor troopers cited the 62-year-old male driver for HOV & window tint violations on SR-101 near Apache Blvd this morning. #NiceTry #YoureNotHeMan #AZTroopers pic.twitter.com/wQYY831mNY
— Dept. Public Safety (@Arizona_DPS) January 23, 2020
2人以上乗った車が通行できるレーン
アメリカには渋滞を緩和させるために、1台に2人以上が乗っている場合に通ることができるレーンがある。それが「HOVレーン((high-occupancy vehicle)」、または「カープールレーン」と呼ばれているものだ。
つまり1台に1人ではなく、1台に2人以上乗っていれば渋滞緩和にもつながるために、優遇される制度となっている。
しかしこれを悪用する人が多く、今回の62歳の運転手は2人が乗っているように見せかけるため、骸骨の人形を使った。無論、これは罪になるのだが、ネットではあまりにも珍しいとして、注目を集めたという。
「これは、今までの2020年のツイートの中で一番のお気に入り。62歳の男は、オスカーの衣装デザイン部門の1つを取るべきね」
This is my favourite tweet of 2020 so far… and this 62-year-old should get one of the #Oscars for costume design…or somethin 🙄 https://t.co/zOeoP5OZtx
— Lisa Garey (@LisaGareyYYC) January 26, 2020
「これは彼のマミー(母親とミイラをかけている)じゃないかと思うよ」
I guess if it was his mummy…. https://t.co/mUuPFvmKmn
— Arizona's Politics (@AZs_Politics) January 24, 2020
「少なくとも彼(骸骨)は運転はしていなかった」
Well, at least he wasn't driving! https://t.co/cpQVPiFNuv
— James White (@DrOakley1689) January 23, 2020
アリゾナ州では毎年7000人がこの「HOVレーン」のルールを破って捕まっているという。(了)
出典元:INDEPENDENT:Man stopped by police for having a skeleton in the front seat of his car(1/26)
出典元:BBC:Arizona man dresses up skeleton to drive in HOV lane(1/25)