夫に生き埋めにされた女性が自力で脱出、警察が保護【アメリカ】
アメリカで、生き埋めにされかかった女性が警察に保護されるという、ショッキングな事件が起きた。
埋められた穴が浅かった
その事件が起きたのは10月17日、場所はワシントン州のサーストン郡とされている。
サーストン郡保安官事務所によれば、その日の午前1時前、ある家の物置の後ろに隠れている女性を発見したという。
女性の首や顔の下、足首にはダクトテープが巻かれたままで、足や腕、頭には広範囲に渡ってあざがあり、服や髪には汚れが付着していたそうだ。
その後、女性は別居中の夫によって、森の中に生き埋めにされたと主張。浅い墓穴から自力で逃げ出すことに成功したと語った。
A Washington state woman who was allegedly buried alive in the woods this week by her estranged husband managed to escape to safety from the shallow grave, authorities say. https://t.co/M6gCQO2I9h
— NBC News (@NBCNews) October 21, 2022
アップルウォッチで通報するも…
その後に女性が警察に話した内容によれば、10月16日に進行中の離婚や金銭について、別居中の夫に相談した後、自宅で襲われたという。
夫のチェ・キョンアン容疑者は、妻の両手を背中に回し、ダクトテープで縛り、目や太もも、足首もダクトテープで止めたそうだ。
女性は夫が寝室から出た時、アップルウォッチで何とか911に電話し、緊急通知を送ったが、その後キョンアン容疑者は妻をガレージに引きずり込み、アップルウォッチを破壊したという。
ワシントン州の町、レイシーの警察は、女性がかけた緊急通報で「猿轡」をかまされたような女性の叫びを聞き、その後女性の家に向かったそうだ。
しかしどうやらその時は、すでに女性の姿は見あたらず、調査できなかったらしい。
その後、女性が保護され、この事件が発覚し、警察はキョンアン容疑者を逮捕。第1級殺人未遂、第1級誘拐、第1級暴行などの容疑がかけられているが、まだ正式に起訴はされていない。
ただし19日の予備審問では、同容疑者の保釈は却下されたという。(了)
出典元:NBC:Washington state woman buried alive by estranged husband manages to escape shallow grave, police say(10/21)