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小児性愛者がVRのヘッドセットで、児童虐待の映像を見始めている

小児性愛者がVRのヘッドセットで、児童虐待の映像を見始めている
flickr_Marco Verch

イギリスにおいて、小児性愛者が児童虐待の映像を見るために、バーチャルリアリティのヘッドセットを利用していると報告されている。

 

犯罪件数としては過去最高

 

イギリスの慈善団体「英国児童愛護会(NSPCC)」は、イングランドとウェールズの警察から、犯罪において、どのソーシャルメディアや技術が使われているか、などのデータを入手したという。

 

その結果、過去1年間に、3万925件の児童のわいせつ画像に関する犯罪が記録されていたそうだ。

 

この数字は、イングランドとウェールズの警察が記録した件数としては過去最高となった。

 

犯罪者が利用しているSNSは?

 

このような犯罪はSNSやゲームサイトで9888件記録されており、そのうち写真共有アプリのSnapchatが4293件で最も多かったという。

 

またFacebookでは1361件、Instagramは1363件、WhatsAppは547件記録されていたそうだ。

 

バーチャルリアリティ(VR)の利用は、警察による犯罪報告書に8件記録されており、まだ数は少ないが、この技術が言及されたのは初めてだとされている。

 

オンライン安全法の改正を求める

 

現在、NSPCCは子どもが予防可能な虐待にさらされた場合、SNSの上級管理者が刑事責任に問われるよう、オンライン安全法案の改正を求めているという。

 

NSPCCの最高責任者であるピーター・ワンレス卿は、次のように述べている。

 

「この新しい数字は非常に憂慮すべきものですが、子供たちがネットで経験していることの氷山の一角に過ぎません。ネット上での性的虐待が、ある世代の子どもたちにとって常態化する危険性があるため、失望している若者の声を聞いています。5年後にも、ソーシャルメディア上で拡散が許され、虐待を取り締まっているとしたら、それは許しがたいことです」(了)

 

出典元:METRO:Paedophiles are starting to use VR headsets to view child abuse images(2/22)

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