赤ん坊に勝手にピアスの穴を開けた母、父激怒するもネットでは賛否両論
父親は許可していないのに、母親が生後2ヶ月の娘の耳に、ピアスの穴を開けた。そのことに父親は激怒。怒るのは当然で、正しいことだろうと考えた父親が掲示板サイトに事の次第を書き込んだところ、意外な意見がいろいろ出て来た。
父が知らないうちに、赤ん坊にピアス
父親はおそらくアメリカ人。書き込んだのは、アメリカのソーシャルニュースサイト「Reddit」にあるフォーラム掲示板の1つだ。
その文章によると、父親と母親は、娘のアリシアちゃんの耳にピアスの穴を開けるか開けないかという議論を、娘が生まれた時から繰り返していたという。
母親は、赤ん坊のピアスが普通のこととされる文化圏の出身らしい。だが父親は、痛いことを子供にするのはどうかと思い、穴を開けるかどうかは娘が大きくなってから自分で決めればいいと考えていたそう。
ところがある日、アリシアちゃんを連れて親戚のもとを訪れていた母親が帰ると、アリシアちゃんの耳に金のピアスが。父親が詰問すると、母親は悪びれずに「親戚一同で、今日をいい1日にしようと決めてこうした」という。
怒りを抑えられなかった父親は、その場でピアスを取り去り、投げ捨てた。すると、そのことを「(私たちへの)冒涜だ」と受け取った母親は、さらにひどく怒った。それ以来、2人は冷戦状態なのだそう。
父親は、自分の怒りは正当であると思い、こう説明している。
「私の意見としては、正しいことをしたと思っている。彼女は私の同意なしに(そしてさらに重要なことは、アリシアの同意なしに)ピアスの穴を開けた。私たちの赤ん坊の耳に、金属の棒などいらない。だから取り去ったのだ」
人々の意見は
この一件に関して多くの意見が寄せられているが、やはり「同意」を重視し、父親の知らぬ間に事を進めた母親に反対する声が多いようだ。例えば、
「赤ん坊の頃にピアスの穴を開けられた一人として言わせてもらえば、親にもっと待って欲しかった。その穴は不揃いで、追加して穴を開けるのに影響した」という人がいる。
また、5才の時に母親の手で穴を開けられたという人は、勝手にピアスの穴を開けるのは「娘のことを尊重していない」という意見だ。
その一方で、こんなコメントもある。
「私たちの文化の中では、ピアスはあまりにも普通のこと。子供が生まれたとき、親は病院でピアスの穴あけを頼むことさえしないと思う」
どうやら、頼まないでも病院で勝手に穴を開ける、という事に受け取れるが、いったいどんな文化圏なのだろうか……そこまで具体的には書かれていない。(了)
出典元:Mirror:Dad furious after wife gets two-month-old daughter’s ears pierced behind his back(9/22)
出典元:Reddit:AITA for removing my baby’s earrings immediately after my wife pierced them?(9/20)