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たった3問、世界一簡単なIQテストの話題再燃、正解できたのは17%の人だけ

たった3問、世界一簡単なIQテストの話題再燃、正解できたのは17%の人だけ
photo AC

IQ(知能指数)テストといえば、大抵は何ページもにわたる大量の問題を解かなければいけないものだが、「そんな時間はない」と言う人のために、たった3問のIQテストをご紹介しよう。

 

Cognitive reflection test(CRT)

 

ではさっそく、

 

〈問1〉 バット1本とボール1個の値段を合わせると1ドル50セントです。バット1本の値段は、ボール1個の値段より1ドル高くなっています。さて、ボール1個の値段はいくらでしょう?

 

〈問2〉 ある製品を5個作るのに、5台の機械を5分動かさなければならない、としたら、100個の製品を作るには100台の機械を何分動かせばいいでしょう?

 

〈問3〉 池に睡蓮の葉が集まって浮いています。その葉の量は、睡蓮の成長とともに、1日で2倍に増えます。もし、池全部が葉で覆い尽くされるのに48日かかるとしたら、池の半分が覆われるまでに何日かかるでしょう?

 

これはCognitive Reflectionテスト(日本では「認知反射テスト」とか「認知的熟慮性検査」など)と呼ばれるもので、2005年にアメリカ・マサチューセッツ工科大学の教授が科学専門誌に発表した。新しいものではないが、海外メディアによれば、最近、またネット上で話題になっているそう。

 

テストの特徴について、教授はこう言っている。

 

「この3問とも、答えを説明されればすぐに理解できます。その意味では、簡単な問題、といえるでしょう。けれど(自力で)正解にたどり着くには、直感的に浮かんでくる間違った解答を、意思で抑え込むことが必要です」

 

ハーバード大の学生も間違える

 

教授は3000人以上の人たちを対象に、このテストを実施した。その中にはイェール大学やハーバード大学といったトップクラスの大学生も含まれていたそうだ。そして、面白いことに、彼らのような秀才でも簡単には全問正解できなかったという。

 

実際のところ、3000人以上の対象者のうち、全問正解できたのはわずか17%しかいなかった。

 

最後に、正解を書いておこう。

 

問1→50セント 問2→5分 問3→47日

 

ちなみに、多くありがちな誤答は、

 

問1→10セント 問2→100分 問3→24分

 

(了)

 

出典元:Mirror:Three-question IQ test is ‘world’s shortest’ – but only 17 percent of people pass(4/19)

出典元:National World:Cognitive Reflection Test: three-question IQ test is ‘shortest’ in world – but only 17% of people can pass it(4/20)

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