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カリフォルニア州の海で、珍しい「リュウグウノツカイ」を発見

カリフォルニア州の海で、珍しい「リュウグウノツカイ」を発見
X_Scripps Institution of Oceanography

アメリカ・カリフォルニア州の海で、「リュウグウノツカイ」の死骸が発見され、研究者らにより回収された。

 

サンディエゴにある海岸付近で発見

 

「リュウグウノツカイ」が見つかったのは8月10日、場所はサンディエゴにあるラホヤ海岸付近とされている。

 

サンディエゴ大学スクリップス海洋研究所の広報担当者によると、その日の午後、科学者チームがラホヤ湾に出向き、死んだ「リュウグウノツカイ」を発見したという。

 

その後、地元の人々の協力もあり、パドルボードを使ってこの生き物を海からトラックの荷台まで運び、やがて研究所に引き渡されたそうだ。発見当時の様子がこちら。

 

体長が3.6mの「リュウグウノツカイ」

 

「リュウグウノツカイ」の体長は 約3mから約9mが一般的だが、今回見つかった魚の大きさは、3.6mだったという。

 

「リュウグウノツカイ」は主に深海に生息しているため、人間が遭遇することは稀とされている。

 

そして世界の一部の地域では、この種の魚は地震や津波などの悪い知らせや自然災害の前兆とされ、実際に災害の前に打ち上げられたという報告があるそうだ。

 

日本でも2011年、マグニチュード9.1の東日本大震災が発生する前に、数十匹の「リュウグウノツカイ」が、海辺に打ち上げられたと報告されているという。

 

もっとも「リュウグウノツカイ」と災害との関連性は分かっておらず、大地震の前後に現れるという説にも、科学的な裏付けは全くない。

 

ただラホヤ海岸で「リュウグウノツカイ」が目撃されてからわずか数日後、隣のロサンゼルス近郊でマグニチュード4.4の地震が発生している。(了)

 

出典元:FOX5:Rare sighting: ‘Doomsday fish’ found near La Jolla Shores(8/15)

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