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先日、オランダである番組が放送されたのだが、その内容が物議を醸している。

大人の裸体を見せ、子供たちが質問

その番組とは「Simply Naked（原題：Gewoon Bloot）」。10歳から12歳のオランダの子どもたちに大人の裸体を見せ、子どもたちが質問する内容とされている。

また先日、番組ではトランスジェンダーを取り上げ、子どもたちは「膣形成術」と「二重乳房切除術」について質問したという。

番組に出演した、あるトランスジェンダー（もとは女性）は、性別適合手術の後、「多幸感」を感じたとし、子供たちに次のように説明したそうだ。

「目が覚めた時、自分の胸がなくなっていることがわかりました。私がずっと望んでいたような姿になったこと。やっと自分の内面と一致し、有頂天になりました」

「身体がそれぞれ違うことを教える」

この番組は、3月21日に初回が放送されてから批判を浴びていたが、オランダの公共放送局「NOS」は、ボディポジティブを推進し、若者に人体のリアルな姿を知ってもらうために番組を制作していると説明した。

また番組の司会者であるEdson da Graça氏は、「目的は、子どもたちに、身体はそれぞれ違うこと、すべての身体が完璧であるわけではないことを教えることです」と述べている。

トランスジェンダーが登場した回では、番組内で「今日のゲストはトランスジェンダーです。男性と女性だけではありません。男性と女性以外にも、あらゆる種類の性別があるんです」と説明された。

イギリスでも同様の番組に批判

しかしオーストラリアのスカイニュースの女性司会者であるRita Panahiさんは、大人が10歳の子供の前で裸になる番組を「狂気」だと非難したという。

またイギリスでも同様の番組「Naked Education」が、Channel 4で放送されたが、その後1000件近い苦情が寄せられたそうだ。

多くの視聴者は、番組内容に激怒し、10代の若者の前で、大人たちが裸になることに懸念を表明したという。

このような番組はネットでも批判を浴びているが、オランダ出身のツイッターユーザーは、この番組を擁護。次のように述べている。

「私はオランダに住んでいます。これは単にこの番組の1エピソードに過ぎない。この番組は、どんな裸体も正当化し、子供たちに教育的な方法で裸体に触れさせるものです。科学的に根拠のないことは言っていないし、あなた（批判したユーザー）は、ただそれについて右翼の政治的な広告を見ただけです」（了）

出典元：MailOnline：Australian Sky host’s fury as Dutch TV show films adults stripping off in front of children as young as TEN – and episode dedicated to trans bodies(4/14)