イスラエル軍がレバノン南部を空爆、子供3人を含む11人が死亡

イスラエル軍は、停戦の枠組みに合意したにも関わらず、レバノン南部を攻撃し続けており、8月15日には2度の空爆を行った。
イスラエル軍の戦闘機が住宅を空爆
イスラエル軍は15日早朝、レバノン南部のAnsar村郊外にある住宅を、戦闘機で空爆。これにより7人が死亡し、建物は完全に破壊されたという。
その後、現場では救助隊が生存者の捜索や、遺体の収容にあたったそうだ。
また数時間後にも、Deir al-Zahraniの町にある住宅を、イスラエル軍が空爆して、2人が死亡、9人が負傷し、通りは瓦礫と煙に覆われたという。
レバノン南部の都市、ナバティエでもイスラエル軍の無人機が、オートバイを標的にしたが、運転手が死亡したかどうかは、明らかになっていない。
これらのイスラエル軍による一連の攻撃で、子供3人を含む11人が死亡、19人が負傷したという。
A displaced family was killed in an Israeli airstrike in southern Lebanon after seeking shelter in another area.
Al Jazeera’s Ali Hashem reports from Ansar, where a ceasefire remains fragile. pic.twitter.com/HWLLJYpktb
— Al Jazeera English (@AJEnglish) August 15, 2026
イスラエル兵を攻撃したことへの報復
今回の攻撃は、6月にレバノンとイスラエルとの間で停戦の枠組みが合意されてから、最大規模のものと考えられている。
イスラエル軍の広報担当者は、レバノン南部のアリ・タヘル地区で、「ヒズボラ」の戦闘員が兵士を攻撃したことへの報復として、Ansarおよびナバティエ地区にある「ヒズボラのインフラ」を攻撃したと主張した。
イスラエル軍は、アリ・タヘル地区に「ヒズボラ」の地下指揮統制センターが設置されていると主張しており、数カ月にわたってこの丘陵地帯を砲撃し続けているという。
レバノンのナワフ・サラム首相は、イスラエルによる攻撃を「極めて危険」であると非難。「Ansarの町へのイスラエル軍の攻撃で犠牲となった7人は、『軍事インフラ』ではなく、殺害された子供や女性も軍事目標ではなかった」と語った。
「ヒズボラ」も声明で攻撃を非難し、イスラエルへ報復措置をとると表明。また「ヒズボラ」は、レバノン政府がイスラエルと交渉を行うことで、イスラエルの利益に奉仕していると非難した。
レバノンにおける戦闘は、イランの最高指導者が殺害されたことへの報復として、「ヒズボラ」が3月2日に、イスラエルへロケット弾攻撃を行ったことから始まった。
これに対しイスラエル軍は空爆と侵攻を行い、レバノン人4300人以上を殺害し、領土の約6%を占領したという。(了)
出典元:The Guardian:Israeli strikes on southern Lebanon kill 11 in worst toll since June truce(8/15)


























