麻薬の錠剤にトランプ大統領の顔、危険性がより高いと専門機関が警告

オランダの著名な薬物依存治療機関が、ドナルド·トランプ大統領の顔の形をしたエクスタシーの錠剤について、警告を発した。
エクスタシーは合成麻薬の一種。正式名称は「3,4-メチレンジオキシメタンフェタミン(MDMA)」。医薬品として開発されたが、現在、オランダを含めたほとんどの国で、一般の使用は違法となっている。
錠剤にトランプ大統領の顔
オランダのトリンボス研究所は、その錠剤について「レッドアラート(緊急警戒)」を発し、高濃度のPMMA(パラ·メトキシメタンフェタミン)が含まれていると述べた。
PMMAはエクスタシーの主成分であるMDMAに似た効果があるが、作用の発現が遅いのが特徴。そのため、使用者は効果が不十分だと感じて追加摂取する傾向が強く、結果として過剰摂取に至る恐れが強いとのこと。
同研究所は、Facebookで2つの錠剤の写真を公開している。1つは表面が緑色、裏面が赤のもの。もう1は表面が黄色、裏面が青のものだ。錠剤の表面はトランプ大統領の顔になっており、裏面には「Trump」と「NL」という文字が刻まれている。

Facebookの投稿文には「体が過熱状態になったり、癲癇の発作を起こしたり、意識を失ったり、最悪の場合、死に至ることもあるので、これらの錠剤は絶対に使用しないように」と、強い調子で書かれている。
写真の錠剤は、同研究所が運営する薬物検査施設に、最近持ち込まれたものだそう。
過去にもトランプ顔のエクスタシーが流通
現時点では、この薬物の過剰摂取の報告例は出ておらず、死亡者もいないようだ。トリンボス研究所の報道担当者は、「当研究所が対応した(麻薬の)被害者の中で、血中からPMMAが検出された者はいない」と話している。
トランプ氏の顔を象ったエクスタシーの錠剤は、過去にも登場している。2017年にはドイツ警察が、推定末端価格約4万6000ドル(約735万円)相当のトランプ形錠剤を数千個押収した。
また、2018年には、アメリカ·インディアナ州警察が、トランプ形のオレンジ色の錠剤を押収している。(了)
出典元:Fox News:Drug institute warns that Trump-shaped ecstasy pills contain potentially fatal ingredient(8/29)
出典元:Wikipedia_メチレンジオキシメタンフェタミン


























