「この獲物は俺のものだ!」魚を引っ張り合う2匹のヘビを目撃【インド】
インドで、1匹の魚をくわえたまま離さないヘビたちの、珍しい動画が撮影された。
魚の頭と尻尾をくわえ、引っ張り合う
この映像が撮影されたのは7月19日、場所は中部のマディヤ・プラデーシュ州にあるKanha国立公園内の湖とされている。
撮影したGhanshyam Prasad Bhanwareさんによれば、最初に陸にいたキールバックと呼ばれる水ヘビが湖から魚を持ち上げていた時に、もう1匹のキールバックが湖から出てきて、魚に食らいついたという。
そして1匹が魚の頭をくわえ、もう1匹が尻尾をくわえて、しばらく獲物を譲らず引っ張り合っていたそうだ。
30分も両者譲らず
この獲物を巡る綱引きは約30分も続いたとされ、その後尻尾をくわえていたヘビが疲れたらしく、湖に落下。
さらに陸にいたヘビも魚が身体をくねらせたため、落としてしまい、その後這いながら茂みの中へ去っていったそうだ。
そして魚は死なず、湖の中に戻りそのまま泳いでいき、結局2匹のヘビも獲物にありつくことができなかったとか。
キールバックはアジア地域に生息する水ヘビで、毒はなく、体長は50cmから75cmほど。アジアの沼や川などでよく目撃されるという。(了)
出典元:MailOnline:Who’s eating who? Astonishing moment catfish hangs with its jaws around a snake’s head and another serpent clamped to its tail before it escapes from both attackers(9/10)