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タスマニアの海岸に230頭のクジラが漂着、救出活動が行われる

タスマニアの海岸に230頭のクジラが漂着、救出活動が行われる
Twitter/Demforever

オーストラリアのタスマニア州の海岸に、数多くのクジラが打ち上げられ、現在救出活動が行われている。

 

漂着したのはゴンドウクジラか?

 

クジラが確認されたのはタスマニア州の西海岸、オーシャンビーチ。ここに、約230頭のクジラが打ち上げられていたという。

 

タスマニア州天然資源環境局の発表では、打ち上げられたのはゴンドウクジラのようで、少なくとも半数はまだ生きていると推定されている。

 

現在、海洋保護プログラムのチームが装備を整え、クジラ救助のために、現地へ向かっているそうだ。

 

数日前には別の島にマッコウクジラが漂着

 

実は9月19日にも、メルボルンとタスマニア島の間にあるキング島で、14頭のマッコウクジラが海岸に打ち上げられているのが、発見されたという。

 

グリフィス大学の海洋科学者オラフ・マイネッケ氏は、気温の上昇で海流が変化し、マッコウクジラの餌が移動している可能性もあるとし、次のように述べている。

 

「彼ら(マッコウクジラ)がこれ(漂着)を行う時、体調はベストではありません。彼らは飢えているのかもしれないのです。このことが、彼らにより多くのリスクを取らせ、恐らく海岸に近づけさせるのでしょう」

 

環境局は「クジラは一度死亡したものであっても保護対象であり、死骸に干渉することは犯罪である」とし、人々にクジラに近づかないよう求めている。

 

 

出典元:euronews:In pictures: Rescuers attempt to save more than 200 pilot whales stranded on Tasmanian beach(9/21)

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