パキスタン内相が停戦の仲介でイランを訪問、イスラエル軍はガザやレバノン南部を攻撃

アメリカとイランとの停戦へ向けて、パキスタン政府が外交努力を続けており、8月12日には内相がイランを訪問した。
覚書の期限が迫る
パキスタンのMohsin Naqvi内相は12日、アメリカとイスラエルの戦争を停止させ、ホルムズ海峡の封鎖を解除するための仲裁努力の一環として、イラン当局者との協議を行うために首都のテヘランを訪問した。
Naqvi内相は、イランの最高安全保障委員会事務局長に最近、任命されたMohsen Rezaei少将と会談したという。
今年の6月にアメリカとイランが合意した覚書の期限、60日間が8月16日に迫っており、パキスタンの外務省も、アメリカとイランを交渉のテーブルに着かせ、和平プロセスを阻害する動きを阻止しようと取り組んでいる。
一方、アメリカのトランプ大統領は、ホルムズ海峡を「完全に支配」していると主張。この発言にイラン側は反発し、ペルシャ湾海峡管理当局はSNSで次のように述べた。
「ホルムズ海峡が、もはや封鎖されていないとするアメリカ当局者の主張や度重なる投稿は、現実を変えるものではない。ホルムズ海峡は依然として封鎖されたままであり、イランの条件が受け入れられない限り再開されることはない」
ホルムズ海峡を巡っては、現在もオマーンとイランが通航再開に向けた協議を続けている。
レバノン南部、ガザ地区を攻撃
イスラエル軍は、停戦の枠組みに合意したにもかかわらず、レバノン南部を攻撃し続けており、レバノン軍は、南部への部隊展開を完了できず、住民の帰還も妨げられていると主張している。
またイスラエル軍は軍事目標だと主張して、レバノン南部にある住宅を爆破し、居住地域、政府機関、公共施設、礼拝所などをブルドーザーで破壊し続けているという。
イスラエル軍はガザ地区へも攻撃を続け、12日には北部のベイト・ラヒヤを空爆。車両を標的にし、パレスチナ人1人が死亡、数人が負傷した。
ヨルダン川西岸では「民族浄化」が加速
ヨルダン川西岸地区では、イスラエルの入植者たちの襲撃が続いており、イスラエルの人権団体「B’Tselem」は、入植者がパレスチナ人家族を家から強制的に追い出そうとする動きが激化していると指摘している。
Israeli forces demolish home of Palestinian killed confronting armed Israeli settlers.
🔴 LIVE updates: https://t.co/OqadjZcXno pic.twitter.com/ovmdz8gVfm
— Al Jazeera English (@AJEnglish) August 12, 2026
これらの入植者は、イスラエル軍の支援や、アメリカの資金提供を受けて活動する民兵組織とされ、パレスチナの町への攻撃を激化させ、土地を奪い、家族を立ち退かせて、その財産を奪取しようとしているという。
「B’Tselem」の事務局長、 Yuli Novak氏は「ヨルダン川西岸地区におけるイスラエルによる民族浄化は、衆人環視の中で加速し、拡大しています」と訴えている。(了)
出典元:Aljazeera:Iran war live: Mediators push US-Iran talks as Israel hits Lebanon, Gaza(8/12)

























