英のジョンション首相、新型コロナ陽性の議員と会ったことから自主隔離へ
イギリスのボリス・ジョンション首相が、新型コロナウイルスに感染した人物と会ったとして、念のため自主隔離に入った。
35分間ミーティングを行う
イギリス政府は11月15日、ジョンソン首相が、新型コロナウイルスに感染した恐れがあることから、自主隔離に入ったと発表した。
政府のスポークスマンによれば、ジョンソン首相は11月12日にLee Anderson氏を含む国会議員と面会し、35分間ミーティングを行ったという。
しかし、その後Anderson氏が新型コロナの検査で陽性と判明。ジョンション首相もウイルスにさらされた可能性があることから、自主隔離に入ったそうだ。
症状はなく、健康にも問題なし
国民保健サービス(NHS)の検査・追跡班は、ミーティングの後、ジョンション首相にAnderson氏の容態を説明。首相に自主隔離に入るよう促したという。
ただし現時点で、ジョンソン首相に症状は出ておらず、健康にも問題はないらしい。また今後も首相官邸で執務を続け、新型コロナの対応にあたるとみられている。
ジョンション首相は、今年の4月に新型コロナに感染し、約1週間病院に入院。病状が悪化したため3日間、集中治療室で過ごした経験がある。
となると新型コロナの抗体ができているはずだが、抗体による免疫の効果は6カ月しか持たないとの研究もあることから、今回念の為に自主隔離に入ったと考えられる。(了)
出典元:ABC News:Boris Johnson to self-quarantine after exposure to member of Parliament with COVID-19(11/16)