「昔のSFに出てきたような…」スペースX社が巨大ロケットの試作機を公開
スペースX社のCEOであるイーロン・マスク氏が、新しいロケットの試作機を発表した。
「SFの本に出てきたロケットみたい」
その新しいテスト・ロケットは「Hopper」というニックネームが付けられており、アメリカのテキサス州にあるスペースX社のロケット発射場で組み立てられたという。
そして先日、イーロン・マスク氏がツイッターなどで「Hopper」の姿を初めて公開。するとさまざまな意見が寄せられた。
もっとも多くの人は「美しいロケットだ」や「素晴らしい」とコメント。
しかしあるユーザーは「これは昔のSFの本に出てきたロケットのようだ」と指摘。さらにに他の人も1950年代に描かれたロケットの画像や動画などを投稿した。
Destination Moon (1950) vs SpaceX Starship (2019) pic.twitter.com/DKl5u9U82v
— Wonder of Science (@wonderofscience) 2019年1月11日
Proof you have been planning all this since the 50’s. You evil genius. #spacerocket #rocketship #starship #spacex pic.twitter.com/5ISqBZDPIQ
— Andrés Fava (@f3nyx) 2019年1月11日
Brings back nostalgic memories for me. Of the very first space movie I remember seeing at around 5 years old. Hope it’s successful😎😎😎 pic.twitter.com/qHIrbavbJu
— Clay Ritchie (@SKSSKanz) 2019年1月11日
「ファルコンヘビー」に置き換わる
「Hopper」は将来、月や火星へのミッションにおいて土台となるテスト・ロケットとされ、スペースX社では今後、これの垂直離着陸(VTOL)の実験を行うという。
このロケットの制作費は約50億ドル(約5400億円)。最終的には現在使われている「ファルコン9」や「ファルコンヘビー」に置き換わるそうだ。(試作機を基に作られたロケットが使用される見通し)
もっとも完成するまでにはまだ時間がかかるようだが、その間にマスク氏は大口投資家を月へ送り出すなどして、資金を集める予定だとしている。(了)
出典元:METRO:Elon Musk shares the first proper image of his massive rocket(1/11)
出典元:MailOnline:Elon Musk unveils his 120-foot-tall ‘Tintin’ Starship for the first time – and it looks uncannily like a 1950s comic book rocket(1/11)